青色の貴方と。【カラ松】 (ページ7)

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第５話ページ7

『カラ松兄さん。留守番しててねって言ったよね？』

『フッ…girlの買い物に付き合っただけさァ』

「へぇ…カラ松君って六つ子なんだぁ……｣

『そして俺がァ！松野家に生まれし次男、松野カラ松さァ！！』

「貴方の方、名前は……なんと言うんですか？｣

『ン～？』

『あ、ボク？ボクは末っ子の松野トド松だよ！ねぇねぇ、沙羅ちゃんってLINEやってる？』

「あ、はい！やってますよ！｣

『後で交換しよ！………でさぁ、カラ松兄さん。あのイタイ服装はどうしたの！？なにそのモデルみたい格好！！』

『フッ…沙羅が選んでくれたんだ。しかし俺は何を着ても似合っているからな』

「え？｣

『ン？』

「あ、いや…何でもないよ｣

『んで、ご注文は？』

『フッ…ラテのトールサイズ。エスプレッソをドッピオでッッ！！！』

カラ松君が何かキメ顔しながら言ったのが気に食わなかったらしく、注文表をカラ松君の頭に突き刺すトド松君。

『あ、沙羅ちゃんは？』

「…あ、私はいいです……｣

カラ松君を引きずりながら席まで運ぶ。

『フッ…沙羅は優しいな……』

「あ、大丈夫？｣

『大丈夫に決まっているだろう？この俺を誰だと思っt「松野カラ松君｣…はい』

「楽しかったねー！｣

『あぁ！また行こうな！』

「えっ！？あ、うん！｣

またカラ松君と行けるのかぁ……

「ふふっ｣

その日、カラ松が皆に半殺しにされたのは言うまでもない。