青色の貴方と。【カラ松】 (ページ20)

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第１８話ページ20

後にカラ松君から聞いた話によると、

あの美人さん達は薬を使って変身した

イヤミさんとチビ太さんだったらしい。

「……そ、そうなんだ……｣

どこかでホッとしている私がいた。

『…？何でニヤけてるんだ？』

「えっ、何でもないよっ！｣

顔に出てしまっていたようだ。

だけど……なん、か……

安心したせいか、眠……い

カラ松side
『…まぁ、俺は……って、え？』

俺が彼女の方に視線をやると、

ソファにもたれかかるようにして寝る沙羅。

……疲れてたのか？

そっと彼女の近くに移動する。

彼女の目には隈ができていた。

『……無理、しないでくれよ……』

そう言って彼女の頭を優しく撫でると

バランスを崩したようで、倒れそうになる沙羅。

ポスッと俺の膝に頭が乗る。

…これはいわゆる膝枕ってやつなのか？

俺は体が熱過ぎて沸騰しそうだ。

「……ん、……カラ松く…ん｣

…俺の事を夢の中でも考えていてくれるのか？

『………好きだ、沙羅』

ちゅ、と彼女にバレないように優しくキスを１つ落とす。

「…………っえ？｣