【おそ松さん】松野おそ松のニセ彼女始めました。 (ページ4)

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ニセ彼女ページ4

辞めてくれ…本当に辞めてくれ…
彼氏なんか1人しか出来たことないから。
まぁ、1人出来てんならいいか。

｢ぶ、brother！どういう事だ！か、彼女なんて！なんの報告も無しに！というか抜け駆けは禁止っておそ松兄さんが言ってたじゃないか！｣

｢そーだ！そーだ！｣

どういう事だよ。
え、何？これ３人同時に彼女作んなきゃダメなの？
てか、抜け駆けは禁止って何考えてんだ。
てかトド松？さん！あんま大きい声で喋んな！
通行人からの視線が痛い。

｢あの３人かっこよくなぁい？｣

｢確かにぃ！！｣

｢でも女の子入るよぉ？｣

｢妹とかでしょぉ！アハハ！｣

違かった。別に全然痛く無かった。
まぁ、確かにこの３人イケメンだよな。
こんなにイケメンでなんで彼女できなかったんだ？
あ、性格か。

｢あ、ごっめ～ん！オレらデートの途中だったわ！じゃあな～！｣

え、ちょっとまってよ。デートなんかしてないけど。
くそぉ！これは付いていかなきゃ後でなんか酷い目にあいそう！
おそ松さんは私の手を掴んでぐんぐんと公園へと向かった。

｢いやぁ、ごめんね～Aちゃん！オレ弟達に見栄はりたくてさ～！ねぇ、お願い！オレの家族の前では彼女のフリしてくんない？｣

おそ松さん曰く１回兄弟に彼女ができたって嘘をついたらただじゃ済まされないらしい。
嫌だなぁという顔をしたら純粋な目をこちらに向けてきた。
あざとい。

｢はぁ、仕方ないなぁ。家族の前だけですよ？｣

｢ッッッしゃあーー！｣

私、如月A。
松野おそ松のニセ彼女となりました。