【おそ松さん】松野おそ松のニセ彼女始めました。 (ページ3)

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連絡先ページ3

｢ねぇ、いいでしょ？｣

さっきからおそ松さんはずっと私の連絡先を欲しがっている。
正直言って、しつこい
ん？まてよ？これ私の連絡先教えれば私は愛しい我が家に帰れるんじゃないか！？
『これ、私の連絡先です！』『ありがとう！後でLINEするねー！』『はい、それじゃあ！』『うん！またね！』
完璧！私天才かもしれない。

｢あの、これ私の連絡先です！｣

｢おぉ！ありがとう！後でLINEするねー！｣

｢はい、それじゃあ｣

｢うん！またねぇー！｣

よっしゃ！
これでようやく愛しい我が家に帰れる！
ウキウキ気分でスタバァをでると雨もすっかり止んでいた。
やっぱりタクシーじゃなくて歩いて帰ろう。これおそ松さんと喋って無ければタクシー代無駄になってたななんて考えながら家に向かっているとあらまあ不思議！おそ松さんと同じ顔が2つ！
え？やばくね？
これホラーだよ。ドッペルゲンガー？

｢カラ松兄さん、本当に痛いよねぇ！｣

｢フッ、別に普通。｣

｢いや、普通じゃないから！｣

カラ松兄さん？
てかまた松ついてる。
三つ子？
てかめっちゃ痛い。サングラスと革ジャンって痛さの象徴だよね。
さっきからツッコミしてる彼はあざとそう。
なんか、ね。

てか後ろからおそ松さん来てるけど

｢なに？カラ松。トド松と一緒？｣

｢いや、見ればわかるでしょ。おそ松兄さん。｣

｢あはは、確かにー｣

やっぱりな、兄弟だと思ったよ。

｢あ、Aちゃん！まだここにいたんだ！用事は大丈夫なの？｣

そういえばそんな嘘ついたな。

｢急遽大丈夫になったんです。｣

｢ふーんそうなんだ。｣

あぶねぇ！バレるバレる。

｢ていうか、おそ松兄さん！その子だれ！ま、まさか彼女じゃっ！｣

おいおいそんなわけないだろ。
本当にもう。

｢そ、オレの彼女♡｣

えええええええ
嘘だろお！