7曲目 ページ8
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お気に入りや評価ありがとうございます…！
こんな早い段階でランキングにも入るとは。
これからもよろしくお願いします！
＊
「梅のおにぎり…梅のおにぎり…！」
「好きなの？」
購買に辿り着き、瀬名先輩が飲み物を買ってる間に目当てのお昼ごはんを探す。
梅のおにぎりを探してると突然後ろから声をかけられたので振り返るととても綺麗な髪と綺麗な笑顔のお兄さんがいた。
「…好きだよ」
「えっ」
「梅のおにぎりが好きだよ！毎日食べても飽きないの」
ボクの言葉に目を見開いてぱちぱちと瞬きをするお兄さん。
変なこと言ったかな？
思わず首を傾げたボクを見てお兄さんは笑い出した。
「あっはは！君、面白いね。二人目の転校生ちゃん？」
「そうだよ！今日からなの！」
「へぇ、そっかそっか。俺、羽風薫。3-Aにいるよ」
「えっと、ボク不知火Aだよ！2-Aに来たの」
「えっ、そのクラスってカワイイ子が集められてるの？なんなの？」
羽風先輩は苦笑いした。
カワイイ子？あぁ、あんずちゃんのことかな？
「あんずちゃん、可愛いよね！」
「うんうん。でも俺はAちゃんも可愛いと思うなぁ」
「んん？羽風先輩、ボクのことわかるの？」
「女の子でしょ？全部がこんなにも女の子らしいのに間違えるわけないよ」
俺の特技でもあるしね、と得意げに笑う羽風先輩。
初めてだった。初対面で女の子とわかって接してくれる人がいるなんて。
いつもがっかりさせてばかりだったから、ちょっと嬉しかった。
「梅のおにぎりだよね？俺もご飯買うから一緒に買おうよ」
「うん！ありがとう、羽風先輩！」
「どういたしまして♪Aちゃんみたいな可愛い子が来てくれて、俺嬉しいよ」
「ま〜たそうやって可愛い可愛いって引っ掛けてるわけぇ？」
「あれせなっち、ひょっとしてヤキモチ？」
「んなわけないじゃん。ちょ〜うざぁい！」
飲み物を買い終えた瀬名先輩が戻ってきた。
いや、でもひょっとしたら待たせてしまってたのかも。
「お待たせしてごめんなさい…」
「どうせかおくんがちょっかいかけてたんでしょぉ？」
「せなっちは酷いなぁ。Aちゃん、取られると思った？」
「何取られるって。俺はゆ〜くん以外に興味ないしぃ」
「うんうん、だよねだよね。Aちゃんは俺といようね」
羽風先輩に手を引かれて購買を後にする。
おにぎり、買ってくれたんだ。
あとでお金返さなきゃ。
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しずく - 続き楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年10月6日 21時) (
レス) id: a4e426e33d (このIDを非表示/違反報告)
Tadashi Horimoto(プロフ) - 続きが楽しみです！！更新頑張ってください！！ (2018年4月24日 23時) (レス) id: b94121db0d (このIDを非表示/違反報告)
『 』(プロフ) - 面白かったです！夢主可愛い…！更新頑張ってください！ (2017年7月27日 11時) (レス) id: 167c4770ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪@接久 | 作成日時：2017年7月23日 21時
