メイン〜社務所〜 ページ47
KP「楊蝉が道敷神宮の神主だと気づいた龍河は二人を社務所の中にある居間に通した。社務所ってのは要するに神社内にある自宅だって思ってくれりゃいい。客に出すお茶を入れに龍河は部屋を出たぞ。さて、恒例の《目星》のお時間だ」
影山《目星80》→56 成功
楊蝉《目星75》→29 成功
鴆「やっと普通の出目になったぜ……」
KP「成功おめでとさん。じゃまず楊蝉だがお前は居間に案内される途中で通った廊下から見えた境内にそこそこ大きい1本の木を見つけたぞ。お前達が数分前にいた所からは影になってよく見えていなかったが、それには桃色の実がたわわに実っている。それが桃だってことはすぐに分かるだろう」
猩影「やっぱりありやしたね桃の木」
鴆「桃って季節夏だっけか？」
リクオ「夏だよ。桃は特に八月が一番よく取れるらしいな」
鴆「そういやセッションの季節設定も夏だったな」
猩影「今のところ重要そうとは思えませんが……」
鴆「一応片隅には入れとくか」
KP「次は影山だが、影山は居間にある棚に立ててあった写真に目がいった。そこには龍河とあと二人の姿が写っている。写真の様子から高校を卒業した時のものだろう。一人は龍河と全く瓜二つの青年、もう1人は美人な女性。三人は幸せそうに卒業証書の筒を持って笑って写っている」
猩影「クトゥルフでそれは……」
鴆「龍河黒幕説が更に浮上してきたなこりゃ」
リクオ「黒幕説言うな。怪しいのは否定しねえが」
猩影「怪しさ満点すぎでしょう……それでこれどうします？携帯で撮っておきます？」
鴆「龍河が帰って来たら不審者扱いされて何が起こるかわからねえし今んとこはやめておこうぜ」
猩影「そうですね」
KP「進めていいか？」
鴆「ああ」
猩影「はい」
KP「数分後、お茶とお菓子を持って龍河が戻ってきた。お前達の前にそれらを置いて正面に腰を下ろした。つーことでほらよ(桃の袋を投げる」
鴆「よっしゃ桃ゲット!!」
猩影「出された菓子ってこれですかい」
リクオ「そうだな。つーわけでどーぞ思う存分味わってくれ」
鴆/猩影「( ˆoˆ )/( ˆoˆ )/」
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作者名：rinas | 作成日時：2016年9月17日 17時
