続き ページ45
KP「先程くじいた足がうまく動かないことによって楊蝉は再びバランスを崩した」
鴆「つーことはまたダメージか？」
KP「いや、今回は何とか手をついて怪我をすることは免れた。『お前は』無事だ。その代わりにぽろっとバックからスマホが落ちた。で、それを思いっきり影山が踏んづけてしまった。ま、ここまでいえばスマホの運命はわかるよな？」
鴆「何してんのお前!?」
猩影「俺のせいじゃないですよ!!」
KP「お察しのようにスマホはお亡くなりになりました。何をしてももう応答することは無い。買ったばかりのスマートフォン。新品だったそれの画面はバッキバキに割れ二度と答えてくれないことにショックを受ける楊蝉はSANチェック0/1」
鴆「SANチェックまで入った!?」
楊蝉《SAN59》→86 失敗
【正気度減少】
楊蝉59→58(-1)
鴆「まぁ……1なら……」
KP「それから授与所の前で騒ぎをしたのに気づいたのか中から人が出てくるぞ」
鯉伴「(さらっと授与所の探索封じやがったな……)」
KP「中から出てきたのは着物を纏って眼鏡をかけた20代前半くらいの青年だ。ちなみにこの時楊蝉はスマホが亡くなったことに対しての現実から逃れるために何とか起動させようとするから会話参加は暫く無理。ちなみにどんなに頑張ってもスマホが応えることはねーから」
鴆「マジカヨ……」
？「どうしました？」
影山「いや……ちょっと相方のスマホが……」
？「あー……」
KP「楊蝉の手元を見て即座に何が起こったのか察してそいつは憐れみを含んだ視線で楊蝉の手元を見た」
？「災難ですね……それにしても、何か御用でしょうか？」
KP「出てきたやつは影山に視線を戻すとそう聞いた。聞き方は多少棘があるな」
猩影「KP、《心理学》……って使えねえ!?」
鯉伴「オメェ……《心理学》も封じたのかよ」
リクオ「言い訳をさせてくれ。封じるつもりはなかった。結果的にそうなった」
猩影「《心理学》振れるように三人に振り分けたはずなのにどうしてこうなったんですかね……」
鯉伴「女神の導きだろ(ｷｯﾊﾟﾘ」
鴆「うわ……真理ですね……」
リクオ「(まぁ流石にダブルファンブルにしてもやりすぎか……)猩影、《アイデア/2》で振ってみろ」
猩影「……？」
影山《アイデア45》→17 成功
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作者名：rinas | 作成日時：2016年9月17日 17時
