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KP「さてと……こっちのファンブルはどうすっかな……さっきのやつ使うか。じゃ先に《目星》の処理からやるぞ。授与所についている看板には御守りや破魔矢のサンプルが写真や実物で見れるようになっている。そんな品目の端っこの方に影山は見慣れない品物の写真を見つける。写真の下にはこう書いてあった。『干し桃ひと袋500円で売ってます』」
猩影「はい？」
リクオ「甘くて美味いドライフルーツ。沢山入って値段はたったの500円。是非是非買っていってくれ。味は保証するぞ？(・ω・)つ【干し桃】」
鴆「ってあるのかよっ!!」
鯉伴「お、美味そう。リクオ〜1つ頂戴」
リクオ「ほらよ|'ω')ﾉ⌒゜ﾎﾟｲｯ」
鯉伴「おっと……ありがとな。……ん、美味いなこれ。どこで買ったやつだい？」
リクオ「貰ったんだよ。獺祭のやつが岡山の知り合いから大量に桃が送られてきたらしくてな。で、食べきれねえからって余ったやつが天日干しって加工を経て俺に流れてきた」
鯉伴「何でわざわざ天日干し……」
リクオ「酒のつまみには手が汚れないからそっちのがいいんだと。あと保存が効くかららしい。まぁ美味いからいいんだけどな。俺もこっちの方が好きだし(ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
鯉伴「そういうことかい。リクオ、もう一つ」
リクオ「ん、ほい。あ、お前達はPCが入手してからな」
猩影/鴆「ここまで見せつけておいて!?」
リクオ「見せつけておいてだ。これ、食べれるといいな？何度もいうが美味いぞ？(´・∀・｀)」
鴆「ちっ……絶対入手するぞ猩影!!」
猩影「はい先輩!!……というか現実にアイテムが出たことに動揺してましたけどよくよく考えると何で神社で桃の直売が……」
鴆「《目星》で出たからにはそこそこ重要な情報だろうしな。俺達の欲望を抜きにしたとしても無視は出来ねえか……」
猩影「神社で売ってるってことは……近くに桃の木とか無いんですか？」
KP「お、気づいたな。なら《アイデア》ロールはなしで《知識/2》で振ってみろ」
猩影「えぇ……」
影山《知識23》→80 失敗
猩影「(´・д・｀)ﾑﾘﾃﾞｽ」
リクオ「知識ひっくいもんなー」
鴆「俺は振れねえの？」
リクオ「ん？鴆〜、お前大事なこと忘れてねえか？」
鴆/猩影「あっ……」
リクオ「さぁーて、ファンブル処理のお時間だ」
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作者名：rinas | 作成日時：2016年9月17日 17時
