続き ページ29
KP「……それなら上手く混乱が起きないように伝えられたかどうか、《母国語》で判定してくれ」
風雅《母国語90》→40 成功
KP「ばっちり決めてくるな……なら風雅は混乱を起こさないように、しかししっかりと彼に身体の状態を伝えることが出来た。自分が死んでいると言われても加藤は取り乱した様子はなかった」
加藤「……わかりました……ありがとう……先生」
風雅「……驚かないのか？」
加藤「俺……確かに殺されたんです……でも俺の身体はやつらとおなじ化物に近づいてて……」
風雅「酷な事を聞くようですまないが……やつらとはなんだ？」
加藤「実は……周りに俺と同じような人が見えて……そいつらはいつも俺にすがり付いて……はやくこっちにこいって……そのうちにおれもあいつらとおなじすがたになって……!!」
KP「そこまで言うと恐怖で言葉が出なくなった。これ以上情報を引き出すことはできないと風雅は思った」
猩影「幻覚か……？」
玉章「KPが出してきたんだからただの幻覚じゃなさそうだよね……」
KP「ぜひ頭を捻ってくれ。さて……風雅が加藤と話してる間、楊蝉は暇そうだよなぁ？」
鴆「なんか不穏だな……」
KP「安心しろ、悪いもんじゃねーよ。暇そうな楊蝉クンは加藤に対して《目星》が振れるぞ☆」
鴆「わーいやっとはたらけるぜー」
楊蝉《目星75》→11 成功
鴆「よっしゃ成功!!」
KP「なら楊蝉は加藤の投げだされた手の反対側の手がずっと閉じられているのに気がつく。どうやら何かを握りしめているらしいな。手から紐のようなものが見えている。《アイデア》ロール。この場合は+10で判定してくれ」
楊蝉《アイデア70+10》→55 成功
KP「楊蝉はその紐に心当たりがあった。それは彼に関係し、ひょっとすると毎日見ているものかもしれない。体液で汚れてはいたがそれは神社の御守りについている紐だと楊蝉は確信した」
楊蝉「御守り……？」
鴆「KP、それを見ることはできるのか？」
KP「そうだなぁ……RP次第ってとこだな」
鴆「りょーかい」
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作者名：rinas | 作成日時：2016年9月17日 17時
