続き ページ26
KP「さぁて、ここで《アイデア》ロールだ。風雅は補正+20な」
猩影「うわこれ絶対成功させちゃいけないやつじゃねえですかい……」
玉章「絶対成功させるマンがなにいってるんだい？」
葛葉《アイデア80》→93 失敗
影山《アイデア90》→58 成功
風雅《アイデア80》→78 成功
楊蝉《アイデア70》→90 失敗
KP「ﾁｯ……(二人逃した)《アイデア》に成功した探偵組は部屋に立ち込める臭いが腐敗臭だと気づく。そして腕から覗くのは骨。ぽたぽた垂れ、落ちているのはかつて彼を覆っていた血肉。そのことに気づいたお前達は確信した。加藤霧夜は生きながら腐っていっているのだと」
猩影「うわ……」
KP「現実には有り得ない光景を見てしまった探索者達はSANチェックだ。影山と風雅は【1D2/1D4】、葛葉と楊蝉は【1/1D3】」
葛葉《SAN60》→41 成功
影山《SAN60》→25 成功
風雅《SAN60》→31 成功
楊蝉《SAN60》→65 失敗
【正気度減少】
葛葉60→59(-1)
影山60→58(-2)
風雅60→58(-2)
楊蝉60→59(-1)
KP「(減らなかった……)呆然とする探索者達の横で木崎が加藤から目を背けてお前達につげる」
木崎「見たとおり、神隠し事件に巻き込まれた患者さん達はみんなあんな風になってしまうのよ……このことは病院関係者でも知ってる人はごく一部よ」
風雅「……他の医者には見せたんですか？」
木崎「ええ……でも原因が分からなくて……話し合いで風雅くんに診て貰おうってことになったの」
影山「風雅が呼ばれた理由は精神科医としてじゃなく、外科医として……か。しかしどうしてわざわざ風雅を呼び出したんです？」
木崎「そうね……」
KP「木崎は影山に話すか迷う素振りを見せる。1人《言いくるめ》か《説得》振っていいぞ」
玉章「一番高いのは影山の《言いくるめ》だし流れ的にも猩影君が振ればいいんじゃないかな？」
猩影「じゃ、ダイスロール!!」
影山《言いくるめ81》→54 成功
猩影「よし」
KP「成功だな。影山に乗せられて木崎は話してくれるぞ」
木崎「実は……私の息子も行方不明になってるんです。本来なら上からの圧力でこのことは外部に漏らすことはできません……しかしこのままじゃ患者たちは……」
影山「だから……好きに動ける俺達を呼んだということですか」
木崎「ええ……お願いします、患者を助けてください。それから……私の息子を探してください……」
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作者名：rinas | 作成日時：2016年9月17日 17時
