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SKP「ここからは私が進行役を務めるわ。三樹は座って待っていた葛葉を見つけると笑顔で話しかけてくるわね」
三樹「あーごめんねー玉城君？呼び出したのに僕が呼び出されちゃって？」
葛葉「遅いですよ。呼び出されたんならどうして連絡をしないんですか」
玉章「読んでいた本を閉じて不機嫌そうに返すね。子供扱いされ続けたから鬱憤が溜まってる」
SKP「例のラテン語の本ね……棘のある言葉で返されたけれど三樹は葛葉の様子を見てもヘラヘラと笑っているわ。その胡散臭い笑顔のまま缶コーヒーを買って葛葉に渡して向かいの席に座ったわよ」
三樹「待たせたのは悪かったからこれで期限を直してくれないかな？」
葛葉「ふん……それで？今日呼び出した理由はなんですか？」
三樹「呼び出した理由はまた捜査に協力してもらおうと思って？浮世絵市で起こってる行方不明事件について知ってるよね？」
葛葉「それは例の神隠し事件のことですか？」
三樹「うん、そうだね？警察も事件解決に裂ける人員を全部割いて調査してるんだけど捜査が行き詰まっててね？それで突破口を開くために被害者から話を聞きたいんだけど僕らが話を聞ける状態でもなくて困ってるんだよね？だから玉城君にも捜査を手伝ってほしい？勿論報酬は出すよ？」
玉章「うーん……胡散臭いから受けたくないんだけど……受けないと進まないよね？」
リクオ「胡散臭くても受けてくれ。こういうキャラなんだよ」
葛葉「……わかりました。受けましょう。具体的には何をすればよろしいのですか？」
三樹「して欲しいのは被害者の精神鑑定かな？被害者が何を見たのか調べてほしいんだよね？あ、ここにサインお願いね？」
SKP「そう言って契約書を差し出すわ」
玉章「葛葉はそこにサインするよ。ついでに事件について聞くかな？」
SKP「……ではRPどうぞ」
葛葉「はい、書けましたよ。それで警察はどこまで捜査が進んでいるんですか？」
三樹「分かってるのは被害者が千歳神社に行ったってことぐらいだね？宮司さんには話を聞いてるところだけれど何も知らなさそうだし？それに……」
SKP「三樹はその後言葉を詰まらせるわね」
玉章「……SKP、《心理学》振らせて」
SKP「わかったわ」
葛葉《心理学95》→??
SKP「葛葉は三樹が何かを隠すつもりはないけれど言うのを躊躇っているようだと感じるわね」
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作者名：rinas | 作成日時：2016年9月17日 17時
