(今度こそ)導入〜楊蝉飛鳥〜 ページ18
KP「さて、手紙を見た楊蝉はこれからどうする？」
鴆「とりあえず親父に電話をかけて文句を言う。それから呼び出された人について話を聞きたい」
KP「……楊蝉は親に電話をかけた。さて、ここで《聞き耳》だ」
楊蝉《聞き耳89》→65 成功!!
KP「成功したな。なら楊蝉は家の何処からかピピピという音を聞きとる。それは親の部屋から聞こえてくるようだ」
鴆「展開がなんとなく読めたけどよ……開ける」
KP「ならそこには充電されたまま置去りにされたスマホがバイブ音を鳴らして置いてあった。続けて《目星》」
鴆「成功値は7割5分……成功してくれよ!!」
楊蝉《目星75》→94 失敗
鴆「………………orz」
猩影「迅速なフラグ回収ェ……」
イタク「これがフラグというものなんだな」
玉章「ま、まぁファンブルじゃないから……たぶん次があるよ」
氷麗「フォローしていると思わせてフラグを建てていくのね……」
KP「《目星》に失敗した楊蝉は父親の部屋で鳴っている携帯が自分の携帯によるものだと気づいた。帰ってくるまで電話できないことは明白だな」
鴆「……親の携帯を調べることは？」
KP「調べようと携帯を手に取るがロックがかかっていて調べることはできない」
鴆「だよなぁ……他に家で出来ることは？」
KP「もうねえな」
鴆「なら言われたとおり神社に行こうとするぜ。車を出すために駐車場に行く」
KP「(そろそろか……)楊蝉が車の鍵を持って家を出ると楊蝉の携帯に電話がかかってくる。画面を見るとお前の友人の名前が乗っているな」
鴆「お、やっとか。ボタンを押して出るぜ」
楊蝉「もしもし？俺だけど？」
影山『今暇か？』
楊蝉「生憎暇じゃねーんだよな。どうかしたか？」
猩影「影山は依頼内容を簡潔に伝えます」
鴆「ならそうだな……」
楊蝉「へえ……あの事件の依頼がお前になぁ……それで？俺も付き合えってか？」
影山『物分りがよくて助かる。報酬は出すから迎えに来い』
楊蝉「へいへい、分かりましたよー今から迎えに行ってやるから生田さんと待っててくれよ」
鴆「そう言って電話を切る。KP、大体楊蝉の家から事務所に行くのに車でどのくらいかかるんだ？」
リクオ「そうだな……そこまでかからないぜ。5分ぐらいだ」
鴆「なら二人を拾ってから病院に向かう……ってことでいいか？」
猩影「俺らは問題ないっす」
リクオ「じゃここで玉章の導入……といきてえところだがその前に一つ」
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作者名：rinas | 作成日時：2016年9月17日 17時
