続き ページ12
？「すみません、貴方が生田風雅さんですか？」
影山「いえ、私は影山猩です。すみませんがお名前をおうかがいしてもよろしいですか？」
？「あ、失礼しました。私は加藤菊と言うものです」
影山「菊さんですね。それで今回はどのような依頼ですか？」
KP「そう影山に訊ねられた依頼人は鞄から1枚の封筒を差し出すな。中身は浮世絵市の総合病院の精神科からの紹介状と影山探偵事務所に対しての依頼書だった」
猩影「風雅は何者なんですかい!?」
リクオ「医学95、心理学72、精神分析85だぞ。そこらの医者より使えるレベルだろこれ。総合病院から紹介状きてもおかしくない」
鴆「天才的勘を持つ探偵とプロレベルの医者がいる探偵事務所か。全国的に有名そうだな」
イタク「設定が知らない間に生えているな」
リクオ「設定は生やすもの、続けるぞー」
KP「紹介状の内容は生田風雅に《加藤霧夜》を診てほしいというものだった。もう1枚の依頼書は二週間前から浮世絵市で起こっている【神隠し】について調べてほしいという依頼人個人からのものだった」
猩影「【神隠し】……影山と風雅はそれを知ってやすか？」
リクオ「そうだな……同じ街のことだし流石に知ってるだろうな。これが開示できる情報。これはPC全員が知ってるってことにしていい」
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【神隠し事件について】
事件は二週間前、19歳の男性が行方不明になったことから始まる。それから二日に一人の勢いで行方不明者が続出した。しかし、行方不明になった者は5日ほど経つとふらりと家に戻ってくるようだった。行方不明から戻ってきた者達は会話できる状態ではなくとある病院の精神科の隔離病棟に保護されている。
神隠しと呼ばれる理由は行方不明になった者達が皆浮世絵市内にある【千歳神社】に行った後消息不明になっているから。
現在千歳神社の宮司に警察は事情聴取を行っている。
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イタク「……警察が無能すぎるな」
氷麗「そういえば、クトゥルフの警察は味方にすると無能、敵にすると危険って何処かで聞いたわね……」
玉章「物語上仕方ないからそこは突っ込まないでおこうか。OK、全員把握したよ」
リクオ「なら再開するぜ」
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作者名：rinas | 作成日時：2016年9月17日 17時
