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「嘘で、俺がこんなことすると思うかよ」
強い視線で咎めようとすれば、
私の言葉を遮った跡部先輩は顔を顰めていた。
私を真っ直ぐ射抜く青い瞳は嘘なんてひとつもなくて、
自分はとんでもないことを言ってしまったのではと
心臓が跳ねてしまう。
「でっ、でも、手塚さんと、したって……」
「だから、手塚とは
お前に怪しまれるようなことは何もしてねえっての。
どこで何を勘違いしたのかは知らねえが、
冗談でも手塚が好きだなんて反吐が出るから言うんじゃねえよ」
「……だっ、て……」
「俺が好きなのは、お前だ。
俺が――――して××××したいのもお前だけだ」
「え、ちょっ、もう少しそこは包み隠して……」
「それでもまだ分からねえなら、来い」
「へ……！？」
舌打ちをした跡部先輩にようやく体を離されたと思えば、
よろけるほど強く私の腕を引いて歩く彼は
その御機嫌を損ねてしまっているらしい。
まぁ無理もない。
正直彼のあの目を見てからもう疑いの心は無いのだが、
あんな疑われ方をされては私ですらブチギレる自信がある。
私が女の人と浮気をしたと思われて、
更に大嫌いだなんだと罵られたと考えれば
そりゃ嫌に決まっている。
しかし、今は何を言っても聞いてくれなさそうだと
彼の気がもう少し落ち着くまで黙って腕を引かれて歩く。
暫く無言のまま歩いて着いたのは、私達が宿泊するホテルで。
跡部先輩は自分の部屋に私を押し込んだ。
カチャン、と自動でロックされた扉の音が静かな部屋に響く。
あぁ、なんだ。
部屋に戻って落ち着いて話をしたかっただけか。
なんて安易に考えていたのも束の間。
ソファに腰をかけさせたと思えば
優しく押し倒されたことに
「ちょ、何を、」
「××××する」
「は？」
「何言っても分からねえようだから、
今ここでお前と――――してやるよ」
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優(プロフ) - 財堂若也さん» 嬉しいコメントありがとうございます＿|＼○＿ 了解しましたw そのうち絡ませようとは思ってたのですが、出来るだけ早めに登場させたいと思います！ リクエストありがとうございます！ 助かります(´；ω；｀) (2021年3月1日 22時) (
レス) id: 28668178f9 (このIDを非表示/違反報告)
財堂若也 - 初コメ失礼します。跡部様がぶっ飛んでて面白いです!リクエストなんですけど、四天宝寺の白石くんと絡んでほしいです!白石くんの絶 頂を聞いた夢主ちゃんの反応がみてみたいです!無理にというわけではないので書かなくても大丈夫です!これからのお話楽しみにしてます! (2021年3月1日 22時) (レス) id: 7fa4fbfbfc (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 時雨さん» 基本手塚さんのがマトモなのに、跡部×手塚だと何故だか跡部様が常識人に見える手塚マジック…… 叩きつけられたジャージを無言で拾う手塚さんを想像するとまた笑えます(一度で二度美味しい) またそのうち2人の掛け合い書きますww (2021年2月7日 20時) (レス) id: 8b3ebb8f88 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - ありがとうございました!!やっぱり、手塚と跡部様のかみ合わない感じ、たまらなく面白いですよねww跡部様、かわいそうだったなぁ…wそして地に叩きつけられたジャージを拾いに行きたい、手塚の雌猫の私でした。 (2021年2月7日 14時) (レス) id: 9ccfd786f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：2ytluvuusham081 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/2ytluvuush1/
作成日時：2021年1月10日 14時
