行方不明31 ページ32
＿No side＿
ジュン「流石の俺でも嘘は吐きませんよ……。まぁいいや。A、いつまで『元』お兄さんに抱き着いてんですか。」
ジュンは『元』を主張して未だ零の腕の中にいるAに話し掛けた。
零「……お主、Aは怖がっておるようじゃよ？そんなに眉間に皺を寄せんでも良いでは無いか」
ジュン「Aはそんなことで怖がりませんよ。ウチにはもっと怖い人がいるんで、てか……制服着てんなら着いてますよね、A？またお叱り受けますよぉ？」
するとぴくりと反応してAはジュンの方を向いた。その目は少し怯えているようにも伺える。
ジュン「ほーら、早く合流して帰りますよ」
ジュンがAに近付いて手を差し出す。当然零も凛月も真緒も威嚇する。だがAは一向に零の腕から離れようとしなかった。
ジュン「……A？」
A「帰ったら怒られるんでしょ？俺、怒られる為に生きてるわけじゃないし……怒る時の茨怖い…からやだ」
ジュン「ん"……。……ほら茨〜？聞いてるんでしょどうせ。こんな上目遣いで『やだ』って言われてるんだから許してやりましょうよ」
Aに近寄りそういう。あちらからの返答が帰ってくることは無いが、ジュンは「大丈夫だから行きましょうよ」とAの腕を掴んで無理矢理零の腕から抜け出した。
A「……ま、嘘だけど」
零達が少し遠くなってからAはボソリとそう言った。そしてジュンがAの腕から手を離すと、今度はAがジュンの掌を掴んだ。先程と同じく『恋人繋ぎ』の形だ。
ジュン「偉いですねぇAさんは♪」
ジュンは空いた片手でAの頭を撫でる。
A「今更絆される筈がないし、騙すのは目覚めが悪いけど……それが『命令』だから仕方ない」
ジュン「ははっ、ちゃんと茨に言われたこと守ってるの偉いですよぉ、ウチのアホ貴族にも見習わせたいくらいです」
A「日和は……貴族だから仕方ない」
ジュン「そうですねぇ…」
仲良さそうに日和の元に戻ると、ジュンはまた日和にお叱りを食らった。
日和「油断も隙もないね！」
ジュン「いやぁ今回は俺じゃなくてAさんでしたよぉ？」
日和「嘘だねっ！Aが僕以外にそんなことする訳が……」
A「……日和うるさい。ホントの事だから。」
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ルナ（自称天才☆）(プロフ) - わかりました！みてみますね！ (2022年8月20日 14時) (
レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - ルナ（自称天才☆）さん» 一応続編で夏目くん書いてみましたがご覧になられましたか？でしたら感想とか改善点をお願いします。夏目くんストーリーで見たことないので口調が…。ご協力お願いします (2022年8月19日 21時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ（自称天才☆）(プロフ) - は〜い！ありがとございます！ (2022年8月18日 21時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - ルナ（自称天才☆）さん» リクエストありがとうございます！まだ出てないですね！ごめんなさい！続編で出させていただきます！また何かあったらどんどんリクエストなどください！ (2022年8月18日 8時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ（自称天才☆）(プロフ) - こちらこそありがとうございます！リクエストなんですけど、出てたかわかんないですけど...なんかとりあえず推しが夏目なのでswitchとの交流が見たいです！よければよろしくお願いします！長文失礼しました〜 (2022年8月18日 0時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：匿名F | 作成日時：2022年8月2日 14時
