傷のついた少女【鬼灯の冷徹】 (ページ23)

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23目覚めページ23

鬼灯「zzz」

白澤「すげえ……結構騒いでも起きない」

A「……」←寝ている鬼灯の隣に座る

白澤「看護人か！」

A「……？」

白澤「何でも無いよ♪」

桃太郎「鬼灯様を大人しく寝させてあげてくださいよ……」

白澤「なんか、こんな気持ちよさそうに寝てたら顔に落書きしたくなる」

桃太郎「やらないでくださいよ……」

白澤「しないしない」

白澤「あ」

A「zzz」

桃太郎「……」

白澤「寝た(笑)」

桃太郎「入院してる旦那さんを泊まり込みでお世話する奥さんみたいですね(笑)」

白澤「……………そうだね」

～昼～

鬼灯「…………！！」バッ

鬼灯「今何時ですかっ！？」

白澤「あっ…シーーッ静かに」

鬼灯「は？」

白澤「横見て、横」

鬼灯「…」チラッ

A「………zzz」

鬼灯「どういう状況ですか」

白澤「いやなんか、お前の隣に座ったままベッドに突っ伏して寝ちゃったからとりあえずお前と一緒にベッドに乗せて布団掛けといたの」

白澤「嫌だった？(笑)」

鬼灯「いえ、別に」

白澤「正直!!」

鬼灯「別に嫌じゃありませんよ」

白澤「お前案外女の子好きなの？」

鬼灯「お前と一緒にするな」

白澤「うっせえ」

A「………んん」

鬼灯・白澤「！？」

A「………はくたくさま」

白澤「あ、起こしちゃった？」

A「……ほおずきんさま、しんでない」

鬼灯「はい？」

白澤「いやAちゃん、お前が爆睡してんの見て死んだんじゃないかって心配してたんだぞ」

鬼灯「そうなんですか」

鬼灯「既に死んでますけど死んでませんよ」ナデ

A「……」

白澤「あ”！勝手に撫でやがってっ！」

鬼灯「いいじゃないですか別に。好きなんでしょう？これが」