傷のついた少女【鬼灯の冷徹】 (ページ11)

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11着物ページ11

白澤「この子に似合う着物ってどんなのかな？」

女性「そうですね……薄くて柔らかい色がお似合いだと思いますよ？」

白澤「薄くて柔らかい色ねえ……」

女性「この辺りはそういう色ですよ」

女性が指差した所を見ると、薄い抹茶色とかほんのりしたピンクとか……いろいろあった。

女性「これなんかいかがです？」

白い着物に、襟とかが薄い緑に、帯が黄色。

なんか着物の色が獣の時の僕みたい……

白澤「う～ん……確かに薄い色似合うなあ」

女性「ごゆっくりお選び下さい」

白澤「は～い。……………あ、Aちゃん、これどう？」

彼女はこちらを見るも、「どう？」と聞かれても………という感じで無言。

女性「ご試着なさいます？」

白澤「あ、できる？」

女性「はい。こちらへどうぞ」

店の端っこにひっそりと試着室が一室だけあった。

白澤「これ着てみて？」

A「………………？」

あ、そっか。現代人だし、着方わかんないか……

A「これ、ふく？」

白澤「うん、そうなんだけど……どうしようかな……店員さんに頼も……あれ、違うお客さんと話してる…」

さっき唐装束を着せた時はぶかぶかだからもともと着てた服の上から着せた。

この着物はサイズでかくないからそうはいかない。

長袖シャツとズボンを脱がないと着られない。

本人は着物の着方がわからない……

どうしよう………

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これを読んで下さる皆様、
・白澤が着せる
・店員さんの話が終わるのを待つ
・試着せずに買う

良かったらこの３つの中からどれか選んでコメントの所で言っていただけませんか。
長時間経っても何も来なかった場合気分で決めます。
多かった物を優先します。

よろしくお願いします…………