【うたプリ】繋ぐ音色はいつだって【来栖翔】 (ページ37)

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＊大きな選択　－夢主side－ページ37

翔「やっと終わったぁ！！マジで緊張した……」

『お疲れ様』

私も翔も、無事にテストを終えることができた。
流石はSクラス。皆レベル高い。

特に同じペアだったトキヤ、ペアは違うけど、同じクラスでテストを受けていたレン。
この2人は他のクラスの子より、頭一つ飛び抜けてた。

けど、そんな2人にも負けてないくらい、翔もかっこよかった。
何より、翔の歌が、一番聞いてて楽しかったから。
幼なじみだから、ひいきしちゃうのかな……？

龍也「結城、ちょっといいか？」

クラス全員のテストも終わって、放課後、突然龍也先生から呼び出しがかかった。

なんだろ？
私、何かしたかな……？

龍也「今回のテストの曲、入学したてとは思えないくらい良かった」

てっきり怒られるかと思ったら、褒められた。
ちょっとびっくりしちゃったけど、お礼が言えない代わりに深く頭を下げた。

龍也「実は今、とある事務所から、シャイニング事務所宛に作曲の依頼が来てる。お前に差し支えがなければ、今回の曲を学園長に渡してみたいんだ。それでもし許可が降りたら……」

龍也先生の次の言葉に、私は大きな選択を迫られることになった。

龍也「その事務所のアイドルの曲、作曲してみないか？」

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