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各自用意された服に着替えてみてわかったことと言えば、主催者様は相当マニアックな趣味をしていると言ったところか。


「……流石にこの服はねえわ」

「確かにそうね…、でも似合ってるってのが不思議よね。この私服みたいな服」


そしてリコ先輩、ツッコムべきところはそんなところでは無いことに気づくべきだと思う。
そう、この服は私達のサイズに合わせてあるのである。
百歩譲って私達のサイズがピッタリなのは目を瞑ろう。けど、さつきの服がピッタリなのはどう考えてもおかしいではないか!


「見なよリコ先輩、さつき」


私はそう言って首についてる番号の付いた首輪を指差す。
つまり、逃げ出せないし、監視もされていると


「女の子を監視するだなんて、趣味の悪い主催者ね……」

「!!A、扉が開いた……みたい」


扉が開いた。
それはつまり、あちら側の準備が出来た、ということか。
いよいよ、生死をかけたデスゲームの始まりってか?やっべ、楽しそ……はい、すいません。





廊下を歩いて更に歩いてって所にある扉を開けば、中はまるで中華料理屋さんにでもありそうな机がドカンと置いてある


「回転テーブルってやつ?」

「そう見たいね……結構デカイからそれなりの人数が参加するってことかしら」


多分、そうだと思います。という、さつきの言葉を合図に(かどうかは知らんが)他の扉も開いた。
敵意を向けて扉に視線をやれば見知った顔がゴロゴロと顔を見せた。


「……あれ、マジ?」


高尾が声を上げると携帯が一斉になり出す。
何だようるせえな
携帯には席に着き次第スタートボタンを押してください、とご丁寧に指示まで書いてあった。


「あ、イスにも名前が書いてあります」


黒子の言葉に全員各自、自分の名前の席に座ってスタートボタンを押す。
直後電気は完全に落とされスクリーンにゲーム説明のようなものが表示された。

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フラン(プロフ) - 愛花さん» 読者のクセしてって……文句じゃなくてアドバイスと受け取れば良いじゃないですか……後、読者じゃないと、文句や感想は言え無い気がします (2018年6月12日 1時) (レス) id: 0b24153201 (このIDを非表示/違反報告)
愛花(プロフ) - 汐里さん» いいよ、別に返さなくて。つか、時間の無駄じゃん? (2015年3月31日 23時) (レス) id: 440c5300df (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 愛花さん» お疲れって言っても結構前に完結してんだけどねwwてか下のコメントくれた人にそもそも私が気付いてなかったわ。面目無いっすわ、もうだいぶ経ってるけどコメント返したほうがいいかな?つかおまっwwクソとかいうなw (2015年3月31日 23時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
愛花(プロフ) - 良作だった!お疲れ!!下に読者のクセして文句言ってる奴いるけど、全然気にしなくて良いと思うよん、つかンな事書かなくても良くね?的なwwクソすぎw (2015年3月31日 22時) (レス) id: 440c5300df (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 妖狐くらい出せよww (2015年2月28日 21時) (レス) id: 602b9e4d17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:汐里 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/  
作成日時:2014年9月21日 14時

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