１０話 ページ15
夢主side
スティーブンさんから興味深い話を聞いた
ブラッドブリード。俗に吸血鬼という。なんと彼らは血法のような特殊な戦闘方法でしか倒せないという。なので試験的でいいからそいつを魔法でどうにかできないか、と。
貴｢ブラッドブリードねぇ。これもユナン兄に聞かせよう｣
もし、倒せないようだったら仕方がないからクラウスさんやレオを頼るしかない。まあ、防壁魔法や結界で大体の攻撃は防げるけどね。
ﾚｵ｢ねえ、あのさ…Aはどこから来たの?｣
レオに質問される
貴｢えっとね…ここからとてもとても、遠くて自然が豊かで英語を使ってない場所｣
そう。暗黒大陸の裂け目、大峡谷中から。言語は…あそこ周辺はトランの民族が住んでるからトラン語かな。
ﾚｵ｢そうなんだ｣
話しているとクラウスさんがみえた
ﾚｵ｢クラウスさん!!｣
レオがクラウスさんの元へ駆ける
すると、ブラッドブリードがレオに攻撃をする
ｸﾗ｢レオ!!｣
貴｢レオ、危ない!!｣
防壁魔法では防げるかわからないので、魔法を発動させる
貴｢"焼夷閃光"(ﾌﾗｰｼｭ･ｱｼﾞｮｰﾗ)!!!｣
業火がブラッドブリードを包み込む
ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾌﾞﾘｰﾄﾞ｢畜生…っ｣
あー、やっぱ、アルマ･トランの時代の魔法は格が違うね。現代の方が少し劣っているかも。
ｸﾗ｢レオ、諱名を｣
ﾚｵ｢分かりました!!｣
貴｢時間稼ぎしますね…｣
私は上空に飛び、氷の矢を作る
貴｢"降り注ぐ氷柱"(ｻﾙｸﾞ･ｱﾙｻｰﾛｽ)!｣
これはジュダルから教わった。敵の動きを制御するのにはうってつけ
貴｢攻撃はさせないよ。…"傀儡子操葬"(ｱﾗ･ﾗｹｰｻ)!!｣
ブラッドブリードがひるむ
それと同時にレオの声が。
ﾚｵ｢読めました!!｣
ｸﾗ｢了解｣
クラウスさんがブラッドブリードを密封する
貴｢疲れたぁ…｣
マギといえど体は生身の人間と変わらないのだ
ﾚｵ｢お疲れ様。魔法ってすごいね。ブラッドブリードと互角だったんじゃないかな｣
貴｢そうー?｣
レオとハイタッチをする
ｸﾗ｢これからの任務、特にブラッドブリードの際は頼みたいんだが｣
クラウスさんから申し出が
貴｢もちろんです。お役にたてるのなら!!｣
私は笑顔で返事をした
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大春 - フルートって8小節吹くだけですぐにつば溜まるんですよね、つば抜きどうしてるんですか (2017年3月5日 22時) (
レス) id: 54bfc2220d (このIDを非表示/違反報告)
神木 - とても面白いです！マギも血界戦線大好きなので更新待ってます！頑張って下さい!!! (2016年7月26日 22時) (レス) id: 0fb7041725 (このIDを非表示/違反報告)
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