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May.44 ページ7

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「月ぴ〜お誕生日おめでと〜。あれ?月ぴ〜全然ご飯食べてないじゃん。」

「おお、リッツ!ありがとな!あいつがお腹すかせて帰ってこいって言うからな」





「あんずには悪いけどな〜」って言ってる月ぴ〜はなんだか嬉しそう。そう、今日は月ぴ〜の誕生日で、今はそのパーティー中だ。





「こら、かさくん。食べ過ぎないでよねぇ」

「まだこれしか食べていませんよ!瀬名先輩!」

「これしか?聞き捨てならないんだけどぉ!」





セッちゃんたちの声が聞こえてくる。2人の声を聞いてなんだか月ぴ〜も楽しそうだ。






「れおくん、全然食べてないじゃん。やっとアイドルとしての自覚持ったの?」

「いや?Aが食べすぎて帰ってきたら絶交って言うから」

「うわ、また惚気が始まった」





いや、絶交って。俺にさっき言ってきたのよりもだいぶレベル上がってるんだけど。今のって惚気なの…?



てか、また、って言った?え、フィレンツェでいつも惚気けてんの、月ぴ〜って。





「あらァ、凛月ちゃん、ぼっーとしてどうしたのォ?」

「ナッちゃん。別になんでもないよ〜。何食べようかなって考えてただけ〜」






なんかその場にいたくなくて俺はそこから離れて、ケーキを取りに行った。









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作者名:玲咲 | 作成日時:2021年5月1日 0時

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