じゅーう ページ11
4人で楽しくくっちゃべって自分の家の買い出しをしてから家へ帰る
掃除をし勉強をしてから自身の夜ご飯を作ってるとインターホンがなった
はーいと玄関を開けると大寿が立っていた
どうしたの?と聞くと腹減ったとの事だった
大寿をよく見るといつもよりも眉間にシワが寄っている
Aは何かあったんだなと察し笑顔で家に入れた
丁度カレーができたので特盛で分けサラダとスープをお盆に乗せ大寿の前に置く
ささっと自分の分も運び手を合わせお祈りをし食べ始める
美味しいねと大寿に聞くと美味いと返してくれた
大寿「…放課後…いつもどこいってんだ」
A「…カラオケ行ったり喫茶店行ったりだよ〜そんなに心配?」
大寿「…最近遅せぇ気がする」
A「そっかぁ…ごめんね出来るだけ早く帰るようにするね」
Aはしゅんとしながらカレーを頬ぼる
大寿はだから…と何かを言いかける
大寿「…迎えに行くから連絡よこせ、お前のためなら足になる」
A「えっ…そこまでしなくていいよ!大寿くんだって色々忙しいんでしょ?」
大寿「だから…お前のためならつってんだろ」
耳を赤くししかめっ面でカレーを大口で食べる
Aはなんだか嬉しくなりじゃあよろしくお願いしますと笑顔で頭を下げる
顔を上げ大寿を見るとん…と少し微笑んでくれた
大寿が食べ終わり自身の家へ帰り寝る支度をしていると携帯が鳴った…サクちゃんからだった
A「どうしたの?」
サクちゃん『お前の事調べ回ってるヤツ捕まえた』
A「多分黒龍関係だよね、見せしめ送っても動じなかったし…嗅ぎ回ってる人達は全員排除でよろしく手加減はいらない」
サクちゃん『わかった』
電話を切りため息を吐く
一応黒龍との全面戦争を頭の片隅に入れ夢の中へと落ちていく
次の日何事もなく授業が終わり何も予定が入っていなかったのでお昼に大寿と帰るとメールをした
分かったとメールが来たので校門の前で待つ事にした
すると前から大寿と同じ学校の制服に似た女子が歩いて来るのが見えた
通り過ぎるかと思えばAの前で立ち止まりジロジロと見てくる
何となく嫌な予感がし学校の中へ戻ろうとしたら肩を掴まれた
「ねぇ、あんたがAって言うの?」
A「…誰ですか?」
「私さ大寿の彼女なんだよね、幼なじみかなんか知らないけどさ大寿の事煩わせないでくれる?あんた片目見えないからって介護されてんでしょ?笑」
A「…」
「だからさぁあんたから消えてくんない?」
152人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年4月8日 21時) (レス) @page19 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
Vrjmパピー(>ᴗ<)! - 最高です(´;ω;`)神作品をありがとうございます!!!!!! (2023年3月31日 0時) (レス) @page19 id: f86f2525a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たぬき | 作成日時:2023年2月18日 9時