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じゅういーち ページ12

「あんたから消えてくれればこっちも楽なのよね笑」

腕を組み上から目線で楽しそうに1人でべらべらと話す
Aは大寿からそんなのうな報告も素振りも1度もされてないので世迷言と思いながら無視をすることにした

「でもさ〜大寿もお人好しよね笑
あんた見たいな障がい者を介護するなんて馬鹿みたいほっとけばいいのに」

A「…ねぇ、貴方は何故自分の好きな人の事悪く言えるの?」

自分のことを言われるのはいいが大寿の事となれば話は別
Aはニコニコと女へ歩み寄る
何かを察したのか女は少し後ずさりをしながら睨んでくる

A「貴女大寿君の彼女彼女うるさいけどさほんとに彼女なの?笑」

「は、はぁ!?私を疑うとかナマイキなんだよ!」

A「あ〜なら証拠見せてよ笑例えば2人で撮った写真とか…あ、思い出話でもいいよ笑」

女は顔を真っ赤にさせAを殴ろうとした…が余裕でAに止められる

「離せ!離せよ!!!…?!なに、これ」

女が急に力をなくしたのかガクッと膝から崩れ落ちた
ただ腕を掴まれてるだけなのに立とうとしても立てないように見える

A「…私さ我慢するタイプなんだけどさどうしても許せないのがあってね…お前みたいな頭の緩い女が一番ゆるせないんだ〜」

「ヒッ!…あ、あの!う、嘘吐きました大寿の彼女なんかじゃありません!!大寿の事好きだけど遠巻きに見てるだけででもあんたが大寿の隣に居るのが羨ましくて妬ましくて邪魔で邪魔で…!!」

女は涙を目に溜めながら早口で何かをべらべらと話す
とりあえず女の顔の写真を撮りサクちゃんへ回して捨てといてとメールを送信した

その女に興味無なくなり
腕を離すと女は何か叫びながら走り去っていった
女が角を曲がるとそこから大寿が出て来た
女は気味悪そうに凝視した後Aの方へ向き直り近付いてくる

Aが笑顔で手を振れば片手を軽くあげてくれた

大寿「待ったか」

A「んーん全然待ってないよ」

行こっかと声をかけると大寿はゆっくりとAの隣を歩く
明日休みだから大寿の家に泊まって次の日どこかへ行こうと2人で計画を立てる

スーパーに寄ってもらい大寿がリクエストした料理を作るために材料をカゴの中へ入れていく

色々と買い込み大寿の家へお邪魔しますと玄関をくぐる
2人はまだ帰ってきてないようで家の中が静かだった

A「2人いないんだね〜集会でも行ってるのかな?」

大寿「…なんで俺ん所じゃねぇんだろうな」

A「私は……」

じゅうにー→←じゅーう



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-  ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年4月8日 21時) (レス) @page19 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
Vrjmパピー(>ᴗ<)! - 最高です(´;ω;`)神作品をありがとうございます!!!!!! (2023年3月31日 0時) (レス) @page19 id: f86f2525a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たぬき | 作成日時:2023年2月18日 9時

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