第34話 夕食(2) ページ20
清「…っあ、私たち何か手伝おうかしら?」
谷「そそそ、そうですね、何かお手伝いできることってありますか?」
皐「っへ?!えっと〜…」
正「お気遣いありがとうございます、でもお二人もお客様ですから、ゆっくりしてくださっていても大丈夫ですよ」
清「でも…」
正「では、俺の代わりに田中さんと西谷さんの勉強を見ててもらえませんか?あの2人、思った以上にやばiっじゃなくって…えっと…あれでしたので…」
清「………そうね、じゃあ料理は任せます」
谷「あああありがとうございます!」
正「いえ、ではよろしくお願いします、行くよ〜悠兄」
皐「あぁうん、ありがとう」
田.西(正人、グッジョブだが、あれって、あれって……)
縁「2人とも、中3にあれって言われてるぞ」
田.西「言うなよ!」
悠鬼と正人が台所に行って約1時間、2人は大鍋を3つと炊飯器を6台、皿を人数分持って大部屋に再び姿を現した
皐「皆さん、完成したので一旦机の上を片してください!」
そう声をかけると、皆はテキパキと手を動かし、机を片した
2人はすぐに各学年の机にカレーの入った大鍋を置き、近くのコンセントに炊飯器を2台ずつ設置し、スイッチを入れて保温機能を使う
皿全員に配ると、手の空いた柚鬼も手伝いに参加し、皆に白米とカレーを、その皿に乗せる
皐「おかわりはセルフサービスでお願いします、どうぞ召し上がれ!」
全「いただきます!」
挨拶を皮切りに、皆がカレーを食べ始める
「うっま!?なんだこれ!」
「スッゲー、口の中で旨みが広がるって、こう言うのを言うのか…」
「俺おかわりもらおっ!」
「俺も!?」
各々が良い反応を示してくれたおかげで、悠鬼も嬉しくなりながらカレーに手をつけた
育ち盛りの上、普段運動をしている男子たちには、今日のカレーは最高の品だったのか、普段は小食な者までおかわりをしだし、あっという間に完食されたのだった
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点O - めちゃくちゃ面白いです!オリジナルキャラの性格とか名前好きです!ストーリーや設定ももちのろん好きです!更新頑張ってください! (2020年5月29日 3時) (レス) id: 0f610149d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜並木 | 作成日時:2020年5月14日 1時