バレーの“鬼”と呼ばれる少年２【HQ】【男主】

第34話　夕食(1) ページ19

ボーン、ボーン、ボーン

誰かの腹の虫の音と共に、何処からか、そんな音が聞こえてきた

出処は壁にかけられた大きめの振り子時計だった

気づけば17時になっていた

皐「そろそろ夕食の支度をしますね、烏野の皆さんもよければ食べてってください」

澤「いいのか？」

影.日「おぉお！」

月「ていうかとその言い方だと白鳥沢の皆さんが食べていくのは決定事項なんですねw」

皐「まぁ白鳥沢は今日ここで勉強合宿みたいなのをするんだし…」

日「えぇえ！お泊まり会？！」

皐「いや誰もお泊まり会だなんて言ってないんだが…」

天「そうだヨ〜！いいでしょ？」

大「コラ天童、メインは勉強だってこと、わかってる？」

瀬「やることは勉強しかないぞw」

天「でもでも〜、休憩の合間にみんなでなんかゲームするでしょ？ていうかしようよ〜」

日「いーなー、俺もしたいー！」

田「ずるいぞ白鳥沢！」

西「そうだ、ずるいぞ！」

縁「コラやめなさい、急にそんなことしたら普通に迷惑だし、泊まる道具もないのに勝手なこと言わない！」

菅「そうだぞ〜、夕飯ご馳走になれるだけありがたいと思えよ〜」

騒ぎ出した日向、田中、西谷が、縁下と菅原に止められている

皐「ふはは！今日急にはさすがに無理だけど、また機会があったらおいでよ、“勉強会”」

バカ3人組に、悠鬼はとどめを刺すかのように『勉強会』を強調して言った

牛「悠、今日の夕食はなんだ？」

山「若利…、よくこのタイミングで聞けたな…」

皐「今日は人数が多いので、簡単なカレーにします、ハヤシライスは明日の昼に作りますよ」

牛「っ！わかった」

悠鬼のその一言で、牛島は明日が楽しみになったかのように表情を明るくした

白.瀬(っ！？牛島さん/若利が嬉しそうにている！さすが悠鬼さん…！)

影「悠鬼さん！」

皐「ん？」

影「そのカレー、………ポークですか？」

皐「チキンです」

影「そうですか…、温玉はありますか？」

皐「ありません」

影「そうっ、ですか……」

全-影.皐(影山があからさまにしょんぼりした！？)

皐「じゃあ行きますね、正人〜手伝え〜」

正「んで俺なn 皐「お前の料理で影山を元気付けてやれよwww )ボソっ」 ……///、…おう…」

全-影.皐.正(鬼山/正人チョロっ？！？！)

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