第五話 ページ7
『ウッ…重っ…苦しっ…』
三角さんと寮に帰って来てからの記憶がない
でも今私の視界には見慣れた白塗りの天井
ということは誰かが私を運んでくれたんだろう
カーテンから漏れ出る光から察するにもう次の日の朝
そしてJKの上に思いっきり乗っかって爆睡している密さん
腕が丁度私の喉のところにあって非常に苦しい
『密さん、起きてください。私、死にます』
御影「んん…」
『お願いだからせめて腕だけでも退けて〜』
御影「朝からうるさい…」
『じゃあ私のベッドで寝るな！』
色白で華奢なイケメン男子に覆いかぶさられてたら、普通ドキドキッみたいに感じるんだろうなぁ…
でも私の周りイケメンいすぎて耐性出来ちゃったし、何より死ぬ
命の危険感じてる
ガチャ…
皆木「A〜、体調どうだー…ってうわっ！」
『綴さ、ん…助け求む…』
皆木「御影さん！何やってるんすか！」
急いで密さんを退かしてくれる綴さん
さすが兄貴
『フゥ…』
皆木「大丈夫だったか？？」
『なんとか…ほんと密さん、一昨日あげたアメリカ土産のマシュマロ没収しますよ！』
御影「もう全部食べた」
『早っ！！』
皆木「ハハッ、元気そうだな」
そう言って頭をポンポンと撫でてくれる綴さん
マジ兄貴
皆木「伏見さんが作った昨日の夕飯あるから、着替えたらそれ食べに来いよ〜」
『やった！』
そうだ、忘れてた
臣さんごめんよ、せっかく私の好物作るって言ってくれたのに出来立てで食べれなくて
皆木「ほぉら、御影さん行きますよー」
御影「んん…スゥ…スゥ…」
皆木「寝ないでください！」
バタンっ…
『…平和だ』
うちの劇団にも変人は沢山いるけど、学院のアイドル科のせいだろうか…
すごく平和に感じる…
.
.
『ごちそうさまでした。美味しかった〜！』
伏見「お粗末様」
『いやぁ、アメリカにいた時はそれはそれは臣さんのご飯が恋しくてねぇ…』
伏見「またいくらでも作ってやるからな」
『うん、ありがとう』
この人もマジ兄貴
綴さんと臣さんの妹に生まれたかった人生でした
『臣さん、綴さん、私を妹にしてください(真顔)』
皆木「えーっと…」
伏見「ん？よく分からないけど、俺はAのこと妹みたいに思ってるぞ」
『ありがたき幸せ…』
皆木「伏見さん、素晴らしい対処です」
伏見「ん？？」
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梨菜(プロフ) - 篝火さん» すみません！すぐ訂正します！そう言っていただけて、すごく嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年11月28日 6時) (
レス) id: 491478a129 (このIDを非表示/違反報告)
篝火(プロフ) - めっちゃ面白いです！雑な扱いだけどちゃんと愛されてるのがわかってきて読んでて楽しいです！あと、蓮見じゃなくて蓮巳です,,,更新頑張って下さい！応援してます！ (2019年11月27日 21時) (レス) id: 4a2a3f93a1 (このIDを非表示/違反報告)
梨菜(プロフ) - guuuさん» ありがとうございます！すごいやってみたかったんですよね〜。コツコツ更新してきます！ (2019年10月17日 16時) (レス) id: 491478a129 (このIDを非表示/違反報告)
guuu - A3!×あんスタめっちゃいいです！！続き楽しみにしています！！ (2019年10月16日 16時) (レス) id: 3038f2a031 (このIDを非表示/違反報告)
梨菜(プロフ) - 涙さん» すみませんでした…ご指摘ありがとうございます！ (2019年10月14日 1時) (レス) id: 491478a129 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨菜 | 作成日時：2019年10月11日 2時
