３９話 ページ40
電話を一方的に切られた服部は「くそっ」と携帯電話をしまった
そしてバックシートにもたれ、電話から聞こえてきたノイズを思い出した
服部「(あの音は確か……)」
ものすごいスピードで走ってきたビートルが後輪タイヤをスリップさせながらカーブを曲がり、レッドキャッスルの前で停まった
助手席のドアを開け先に下りた昴の次に服部が出てきてコナンを背負うと、阿笠博士が助手席の窓から顔をのぞかせた
博士「ワシはミラクルランドの子どもたちのところへ行く」
コナン「あぁ」
昴「わかりました」
服部「和葉も頼むわ」
博士「わかった」
ビートルが急発進し、服部と昴はホテルの中へ駆けていった
小五郎はモニターの前に移動しながら、調査結果の続きを報告していった
小五郎「馬車道で現金輸送車を襲撃したのは、伊東末彦と西尾正治の二人。しかし、西尾が抵抗したガードマンを射殺してしまった。その四日後、今度は西尾が何者かに射殺されてしまう……」
モニターの依頼人は黙って小五郎の報告を聞いていた
その顔は微笑んでいるようにも見える
小五郎「警察は西尾に言い寄られていた同じ会社の清水麗子を犯人として疑っていたようだが、オレはそうは思わない。犯人の動機は、自分の立てた計画に泥を塗った西尾への恨み……」
小五郎は厳しい表情でモニターを見据え、ゴクリと喉を鳴らした
小五郎「そう、西尾正治を殺害した犯人は、イ＿＿＿」
服部/昴「ちょっと待ったｱ/待ってください！」
小五郎が犯人の名前を口に出そうとした瞬間、勢いよくドアが開き、コナンを背負った服部と昴が入ってきた
小五郎「お、おまえら！」
すばやく服部の肩ごしに腕時計型麻酔銃で小五郎を狙い、スイッチを押した
すると、
高田「君たち、今は毛利探偵が報告して＿＿」
高田が小五郎の前に出てきて、麻酔銃は高田の首に命中してしまった！
服部「あ！」
昴「やばいな」
コナン「やべっ！」
麻酔針を撃たれた高田はフラフラとその場に崩れ、小五郎が慌てて抱きとめる
小五郎「おい、どうした？大丈夫か!?」
《毛利探偵、早く続きを》
依頼人にせかされた小五郎は、ムッとしながらモニターを見上げた
小五郎「だから、ぶっちゃけ西尾さんを殺害した犯人はイト＿＿＿」
ドガッ！とにぶい音がして、小五郎が高田と共に床に崩れた
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あお - 服部と書いたり平次と書いたりバラバラなので、どちらかにしてください。それと、白馬探が出た時、男が立っていたとあるのに、平次が「なんや、自分ら」と男と女を見る、みたいな記述があります。自己紹介をしたのが白馬だけなので、女は存在しないのではないですか？ (2023年4月6日 4時) (
レス) @page25 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください。完結まであともう少しです (2017年12月11日 20時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2017年12月11日 19時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 完結まであともう少しです。頑張ってください (2017年12月11日 18時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi(プロフ) - あーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年12月10日 23時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sorimachi
| 作成日時：2017年10月3日 22時
