【あんスタ】転校生と愉快すぎる仲間たち。

蓮巳先輩からの告白！？ ページ19

体育館中に蓮巳先輩の声が響き渡る。

「なっ…な…。」

本人もここまで響くと思っていなかったのか真っ赤になって今にも倒れそうになっている。

いや、私も頭真っ白だよ。

蓮巳先輩が私の事を好き？寿司じゃなくて？
そして暗殺計画じゃないと？

…待て、頭が痛くなってきた。


「は、蓮巳殿…」
「なになに！？ハスミン先輩、Aの事好きなの！？ウッキー失恋しちゃったね☆どんまーい☆」
「はぁっ！？ゆうくんAの事好きだったの！？」
「ひぃぃぃぃ！！言わないで明星君！！」
「蓮巳君にも春が来たようじゃな…」
「眼鏡くんもなかなかやるね〜」

ザワザワと一気にうるさくなる体育館。
斎宮先輩は立ったまま気絶していた。

『は、蓮巳先輩…』
「っ貴様らやかましいぞ！！！」

恥ずかしさがピークに達したのか眼鏡がズレていることにも気付かず叫んだ蓮巳先輩。
1番やかましいのあんたなんだよ。

『…あの…勘違いしてたみたいですいません…
てっきり私を暗殺しようとしてるのかと思って…』
「暗殺等する訳が無いだろう！！俺はマフィアか何かか！？
お、俺はお前の事が好きなのだから！！
する理由も見つからん！！それより返事はどうなのだ！！」
『へっへ…返事！？』

返事って恋人になるかならないかって事！？
いや突然過ぎて考えられるか！！！
だってさっきまで暗殺されると思ってたんだよ！？

「そこ！！蓮巳、日南！！授業中にイチャつくんじゃない！！」
『いや、どう考えても蓮巳先輩が悪いです！！！』
「恋仲なら連帯責任だ！」
『「まだ」付き合ってないですから！！！！』

いや、これじゃこれから付き合うって事になっちまうじゃねぇか！！！！

『ま、間違えまし』
「すいません、彼女と話をしたいので一限目休みます。
…行くぞ、A。」

グイッ

『えっは、蓮巳先輩いぃぃぃ！？』

「ハスミン先輩ファイトー！！
後から結果教えてね☆」
「蓮巳！！振られてもこの流星レッドが慰めてやるぞ！！」

勘違い→←蓮巳先輩からの尋問

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