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ページ18

『...私これ頼みましたっけ?』

とコーヒーと一緒に置かれたのは
チョコレートケーキだった。

安「僕からのサービスですよ。Aさん昨日
誕生日だったと聞いたので...」

『何で知ってるんですか?!』

安「コナン君のお友達から聞きました」

『そうなんですか...でもいいんですか?
こんな素敵なケーキ...』

そう言うAに安室はニコッと微笑む。

安「もちろんですよ!ぜひ召し上がって下さい!」

『じゃあお言葉に甘えて...!』

そう言って一口ケーキを口に入れたA。

『んんっ!おいしいっ!』

その美味しさにぱくぱくと食べ続け、
すぐに完食してしまった。

『とっても美味しかったです!』

安「それは良かった。...あ、ちょっとすみません...」

安室はそう言ってカウンター越しに身を乗り出す。

そして、顔を近づけAの頬に手を添えた。

『え、あの...』

安室は親指で口端を拭うと

安「クリーム、ついてましたよ」

そう言ってぱっと離れた。
ついでに親指のクリームをペロッと舐める。

『あ、ありがとうございます...』

安室の行動に赤面するA。しかし時計を見て
ぎょっとする。

『こんな時間...!戻らないと...!』

安「お仕事ですか?...そういえばAさんって
何のお仕事されてるんですか?」

『あ、私はFび...』

FBI関係です、と言おうとしてやめる。
何せ安室はFBIを嫌ってる公安警察なのだから。

『普通のOLです』

安「そうなんですか」

Aは急いでカバンを漁って財布を探すが...

『え、ない...なんで...』

財布が見当たらなずに焦るA。

そういえば...とAは工藤邸を思い浮かべた。

『安室さんすみません!財布忘れちゃって...
次回来た時に払うでいいですか...?』

安「あ、会計はいいですよ。これも僕からの
サービスって事で...」

『ダメです!ちゃんと払いますから!それじゃ
ごちそうさまでした!』

とAは慌ただしくポアロを出ていった。

『...財布、今夜取り行くか...』

どうやら財布は工藤邸に忘れてきてしまったようで
運がないなぁとAはため息をついた。




『あれ...電気消えてる...』

夜、工藤邸へ訪れると電気は消えていて
どうやら赤井はいないようだ。

『じゃあまさか鍵かかって入れな...あれ、開いた』

無防備にも扉には鍵はかかっておらず
ラッキーとAは中へ入っていった。

*→←赤井秀一 * 誕生日



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みち - 43ページのジン可愛すぎかよ… (2019年5月1日 4時) (レス) id: 737d5e15b0 (このIDを非表示/違反報告)
レモーン(プロフ) - 音さん» 大丈夫ですよ! (2019年2月26日 3時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません...。 2回目にしたコメント字が抜けてました...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 これ正しくはアニメで見ました。 でした。 すみませんでした...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません...。 作者さんにお聞きしたいことがあるのですが...。 作者さんとお話したいと思っているのですが...。 ここ以外でお話することって可能ですかね? (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 ここの小説ではこの修学旅行編を書いてる 人って居ないですよね? ここの小説でも読んでみたくて探しては みたのですが...。 いつかここでも読めたら良いですよね?...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2017年9月27日 23時

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