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34曲目 黄瀬 side ページ5

「本当にごめんっ!」






現在、俺の目の前で頭を抑えて地面を転げ回っているのは白銀っち。





「頭部からの出血とかはないか…?」


「女の子同士私が見るから!」





桃っちが慌てた様子で、白銀っちの頭へと手をのばしかけていた赤司っちをさりげなく退け、彼女の頭の様子を確認した。




白銀っちは頭の様子を確認してもらうためにか一時的に動きを止めたが、その手は尚も痛みを逃そうとするかのごとく、コンビニの床をペシペシと叩き続けていた。







「出血はないみたい…」






心底ほっとした様子の桃っち。



俺も心からほっとした。






俺のせいで血まで出なくて本当に良かった…





何故彼女が頭を打つことになったのか。




それは、俺の軽はずみな行動が原因だった。








・・・






白銀っちが青峰っちに肩車されながら歩いている様子は、まるで兄弟のようだった。





顔とかは全然似てないっスけど。




その様子を見ていると、なぜか俺の中で変な感情が芽生えて。





「俺も肩車したいっス!」


「は?」




気がつけば、こう言っていた。





「ん〜…まぁ、俺は別にいいけどよ」




確認も終わったし、と小さく呟いた青峰っち。





確認って、何の確認だろう …まさか…青峰っち、そういう趣味があったのか…?((((;゚Д゚)))))))←





…コホン、まぁ、今はそれは置いとこう…←









「じゃあいいっスよね!白銀っち、こっちに移ってくださいっス!」



「ほらよ」





自らの肩から、白銀っちを俺の方へと移動させた青峰っち。




青峰っちが手を離した途端、白銀っちの全体重が俺に掛かった。



けど、その体は予想以上に軽くて細くて小さかった。




この子、ちゃんと食べてんのかな…?





「Aちゃんの意見はガン無視なんだね二人共…」←





桃っちが呆れたように呟いた。






「え、肩車嫌っスか?」


『嫌ですよ当たり前じゃないですか』←











「このままコンビニまで行くっスよ〜!」←




俺は白銀っちを乗っけたまま走り出した←




いきなり俺が走り出したものだから、白銀っちが慌てて俺の頭に捕まった感触が、何だかとても可愛かった。




…彼女の意見、無視しちゃったのは、青峰っちは良かったのに、俺はダメだったのがなんかきにいらなかったから。







「到着〜!」



ゴン



コンビニに入ったと同時に、恐ろしい音が聞こえたのはすぐ後の話…←

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設定タグ:黒バス , 帝光中 , 塩ミ   
作品ジャンル:アニメ
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零華 - ページ19の最後「違うわ」でわなく関西弁なら「ちゃうわ」の方がええんとちゃいますか? (2016年12月18日 15時) (レス) id: 613e7f6868 (このIDを非表示/違反報告)
塩ミ(プロフ) - にじいろきのこさん» 本当ですか!?そうですね…こみゅーで貼ってもらえるとありがたいです!今家ではないので見るのは後になってしまうのですが… (2015年9月18日 16時) (レス) id: c6634e7236 (このIDを非表示/違反報告)
にじいろきのこ(プロフ) - イラスト完成しました!えっと、どのようにお送りすればいいでしょうか? (2015年9月18日 15時) (レス) id: 6a921c6e8d (このIDを非表示/違反報告)
塩ミ(プロフ) - にじいろきのこさん» (*゚∀゚人゚∀゚*)♪わーい!←明日は更新頑張ります、おやすみなさいですm(_ _)m (2015年9月17日 21時) (レス) id: c6634e7236 (このIDを非表示/違反報告)
にじいろきのこ(プロフ) - 塩ミさん» いいんですか!?よかったです( ´∀`)丁寧に夢主ちゃん描かせていただきますね( ´艸`) (2015年9月17日 20時) (携帯から) (レス) id: 983ffde575 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:塩ミ | 作者ホームページ:http://・  
作成日時:2015年6月17日 22時

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