【黒バス】男みたいだけど女です。part6

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虹「なぁ」

「何だよホ モ！」

虹「だから女だって…あのな？さっきから見てたけどお前ら何で人にぶつかって謝んねーの？」

「だって怒られないもん！」

虹「それと物は落としたら元に戻す」

「何だよ偉そーに！」

虹「あと1個。今お前が突き飛ばしたコイツの腹には子供がいる。これで俺がいなくて転んで腹の子供が死んだらお前らは責任取れるか？」

「……取れない」

虹「だよな。じゃあコイツに謝れるか？」

「うん」

「…うん」

虹「偉い偉い。ほら、謝れ」

「ごめんなさい」

「ごめんなさぁい…」

貴「うん、ちゃんと謝れたから許してやるよ。あと他にもぶつかった人いるよな？今いる人だけにでも謝っておいで」

「はーい…」

「分かった…」

「あ、あの〜すいません。うちの子達が何か…」


出たなクソ親共

何悲劇のヒロイン面してんだよ気持ち悪い

うちの子悪くないのに何で怒ってんだみてーな顔


虹「何か…ね。てことはあんたらあの子達のことを見てないんですか。親なのに？」

「そ、れは〜…」

貴「貴方達があの子達を妊娠していた時にいきなり知らない子供に突き飛ばされたらどう思いますか」

「…すいませんでした」

「ごめんなさい」

虹「今度はちゃんと見ててあげてくださいね」


そう言って俺らは他のブースへ

やだ修ちゃん先輩かっこいい

何なの

めっちゃかっこいい

お父さんじゃん

この人お父さんが天職なんじゃないか


貴「修ちゃん先輩かっこいい…無理…さっきはありがとうございました…」

虹「気にすんな。つーか何処がかっこいいんだよ」

貴「何か全部かっこよかったです」

虹「あんまり言ってると赤司が嫉妬すんぞ」

貴「大丈夫ですよ。つーかほんとかっこいいですね！父親ですね！」

虹「相手いねーけどな」

貴「すぐ見つかりそうなのに」

虹「そう簡単にいくかよ」


２人で買い物を済ませ、レジも済ませて帰った

荷物くらい持てると言ったが全部修ちゃん先輩が持ってくれた

「男なのに持たせてたらかっこ悪いだろ」なんて言われた

もうやだかっこいい

そして俺らは家に帰った

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