22話 ページ24
生身の人間の4人を囲むように魔法少女の5人が開かれた道を歩いていく
少し進むと大草原が拡がり、入ってきたばかりの時よりは小さい声が微かに聞こえる
｢どっちに進めばいいのかな？｣
前や後ろを見るが何も目印になりそうなものはない
そんな時
『もう来ないで』
と言うAの声が響く
｢今度は私がAを助けます！｣
とさなが大きな声で言う
それに返ってくることもなくどうしようかと立ち止まってしまう
｢ねぇ、何か聞こえる｣
と耳に手を当てているまふまふがそう言うと、みんな黙り耳に集中させる
するとこっちという声がはっきりと聞こえる
｢誰かが道を教えてくれてる？｣
｢とりあえず進むわよ｣
と声がする方へと進んでいく
ある程度進むとまた景色は変わり、横や前に人が通っていくがすり抜けてぶつかることは無い
｢え、どういうこと？｣
｢……合わせ鏡？｣
と鶴乃が口を開く
それにどういうこと？と聞く坂田
｢えっと都市伝説なんだけど
合わせ鏡で未来とか過去が見れるって｣
｢ならさっきの場所は？｣
｢んー｣
と歩きながら考える鶴乃
いろは達も同じように考える
そして数秒経つとあ！とうらたが声を出す
｢分かったん？うらさん！｣
｢Aが曲を書く時に雪の女王物語を題材にした時があって
全部は長くて読めなかったからネットで調べて大まかな話を一緒に見たんだけど
その時、主人公が人を探す時に自然の声を聞くってあった気が｣
｢ならここは合わせ鏡で作られた月城さんの物語？｣
｢そうかもしれないですね｣
｢なら合わせ鏡を壊せばいいんか！｣
と坂田が前に向かってタックルするが何の感触もなく倒れる
｢おい、大丈夫か？｣
とそらるが手をだしあれーと言いながらその手を取り立ち上がる坂田
｢なら私たちが｣
と自分の目の前に4人には当たらないように攻撃する魔法少女達
その攻撃は予想通りそれぞれ鏡にぶつかり割れた音がする
それを合図に鏡を持った悪魔のような使い魔が彼女達を襲う
｢なんや!?｣
｢さなちゃんは4人を守って！｣
といういろはの指示で4人の元へ行き攻撃が当たらないよう盾て防ぐ
[Aもこんなのと戦ってるんだな]
と改めて思う4人
しばらく経つと使い魔達は全て倒され
目の前にトビラが現れる
｢……ここを開けば｣
と言いドアに手を掛け力を込めて開くいろは
その先には左右に鏡が並んでおりそこを進んでいくとイスに座った何かがいた
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唯(プロフ) - 苺ケェキさん» ありがとうございます！！！！！！！！がんばります！！！！！！！！！ (2020年9月29日 8時) (
レス) id: 013ae905cc (このIDを非表示/違反報告)
苺ケェキ - こんにちは。あまりこういうクロスオーバーは見かけないので、新鮮でワクワクします。更新頑張って下さい(*^^*) (2020年7月6日 4時) (レス) id: 37a2c3a965 (このIDを非表示/違反報告)
唯(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます！！！！！！！そう言って下さりとても嬉しいです！！！！！！！更新頑張ります！！！ (2020年4月19日 15時) (レス) id: 32c8f1862c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - コメント失礼します！とても面白いです……！マギレコの小説は少ないのですが、その中でもとても好きな作品です。更新頑張ってください！ (2020年4月18日 23時) (レス) id: de5632f2da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2020年2月16日 2時
