16話 ページ18
『ふぁー(ねっむ)』
｢あ！A
ここ2日間どうしたん？
連絡無かったから心配してんで！｣
とAを見るなりAの場所へ行き机をバンっと叩く坂田
それに少し驚き目が覚めたAは坂田の顔をじっと見る
『熱出ちゃっててさ
ごめんね優』
｢それやったら連絡してよ！
俺こう見えて看病すんの上手いねんで！｣
『次熱がでたら頼むよ』
｢任せて！
あ、それと環いろはっていう子が昨日Aの事探しに来てたで
また来ますって言ってたから今日も来るんちゃん｣
『なら待っとかないとね
(めんどくさい)』
と話をしているとチャイムがなり学校での1日が始まる
『(こんな授業聞かなくても分かってしまうなんてつまらない
なんでもできるってなんにも感じない事だったのかもね)』
なんて考えながらつまらない授業をやり過ごすA
となりの坂田は真剣に授業を聞きながらたまにそんなAを見ている
｢(ほんま大丈夫なんかな？
なんか心ここに在らずって感じやな
強制的に部活こさせな)｣
｢あの、坂田くん！｣
と顔を赤くさせて坂田に話しかける女の子
｢ごめん！今は無理！A！｣
と女の子を無視しAの名前を呼ぶ坂田
それに反応して振り返るA
声をかけた女の子は悔しそうにAを見ている
『優言いたいことは分かった
部活に行けばいいんでしょ
分かったからその子の相手をしてあげて』
と女の子を見てより面倒くさそうな顔をしながら部室へと足を運んでいくA
それを確認する坂田は見えなくなったところで女の子の方を見る
｢ごめんな
それでなんの用？｣
と顔色ひとつ変えず女の子にそう言う坂田
女の子の方は顔を真っ赤にさせている
｢そ、その私坂田くんのこと好きです
良かったら私と｣
そこまで勇気を振り絞って言うが坂田の申し訳なさそうな顔でそこからの言葉がでてこない
｢ごめんな｣
｢坂田くんは月城さんの事が好きなの？｣
｢え、A？
そうやな
あいつ1年前から人が変わったように完璧にしようとしてたりとか真面目な所とかさ
誰よりも音楽に向き合ってるとことかさ
それに……いやなんもない
まぁ好きとかじゃなくて仲間やからさ
君も仲間とか友達は大事やろ？
それと同じや
じゃぁね
それと好きになってくれてありがとうな！｣
と言い残し部室へと走っていった
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唯(プロフ) - 苺ケェキさん» ありがとうございます！！！！！！！！がんばります！！！！！！！！！ (2020年9月29日 8時) (
レス) id: 013ae905cc (このIDを非表示/違反報告)
苺ケェキ - こんにちは。あまりこういうクロスオーバーは見かけないので、新鮮でワクワクします。更新頑張って下さい(*^^*) (2020年7月6日 4時) (レス) id: 37a2c3a965 (このIDを非表示/違反報告)
唯(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます！！！！！！！そう言って下さりとても嬉しいです！！！！！！！更新頑張ります！！！ (2020年4月19日 15時) (レス) id: 32c8f1862c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - コメント失礼します！とても面白いです……！マギレコの小説は少ないのですが、その中でもとても好きな作品です。更新頑張ってください！ (2020年4月18日 23時) (レス) id: de5632f2da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2020年2月16日 2時
