大丈夫だ、きっと ページ9
貴「鬼灯のことはこれからも幼馴染みとして見ていくから、よろしく」
白「‥‥だってよ」
鬼「‥‥っ‥‥」
白「あ、次はお前の番だろ、ほら話しなよ」
鬼「いえ‥‥もう、いいです」
白「あ、そう？じゃあ出てってもらえる？関係ない奴がここにいても邪魔なだけだからさ」
鬼「‥‥」
鬼灯は私の方を一度だけちらりと見てから
部屋から出ていった
貴「ほ、‥‥‥‥‥‥っ‥‥」
鬼灯なら、気付いてくれると思った
本当は、白澤のことは好きじゃないって
鬼灯なら、わかってくれるって
そう思ってた
貴「‥‥‥‥」
白「じゃあ‥‥Aちゃんごめんね、僕もそろそろ帰らなきゃ」
貴「‥‥そっか、わかった、気を付けて」
白「うん、ありがと、愛してるよ」
貴「私も‥‥」
白澤は私の額にキスをした
ひらひらと手を振り白澤は部屋から出ていった
────────────
貴「‥‥‥‥はあ‥‥」
誰も居なくなった部屋でポツリと呟く
なんだかとても虚しくなった
貴「鬼灯‥‥私のこと嫌いになったよな‥‥」
白澤は、私たちの記憶を消したって言ってたけど
それってもう戻らないのかな
私から話すのはもう無理だと思うし‥‥
どうにかして思い出してくれたら‥‥
『どこに就こうか‥‥』
『衆合地獄で働いていた』
貴「っあ‥‥‥‥‥‥‥！」
もう、これしかない
思い出してくれるかはわかんないけど
今の私にできることはこれしかない
貴「‥‥やるしかない」
手をぐっと握り締め、あの写真を見た
貴「前もやってたんだから‥‥大丈夫だ、きっと」
写真を手帳に挟み、着物のポケットに入れた
私は決意を固め、閻魔大王の元へ向かうことにした
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Nami - 面白かったです！白澤さん途中ヤンデレ…？でもハッピーエンドで良かったです😄 (7月11日 16時) (
レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - 白澤が怖かったけど、最高の話しでした！！！！ (2017年12月29日 18時) (レス) id: 31ba52f844 (このIDを非表示/違反報告)
はるはな(プロフ) - あっぷるさん» 頭の中で妄想しながら書くのってたのしいよな！！ｗｗｗ私も興奮して鼻血g…… (2015年8月30日 14時) (レス) id: f1fd4f5ddd (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - やっぱはるはなちゃんの書く鬼灯様ってスゲーイケメン…！！鼻からケチャップが…… 朝からごちそうさまですっ！← (2015年8月30日 8時) (レス) id: 4094b501e6 (このIDを非表示/違反報告)
はるはな(プロフ) - 青眼鏡さん» 番外編！！書きたいです(´∀`)ぜひ書かせていただきますね！！１ですね、了解です (2015年8月4日 17時) (レス) id: f1fd4f5ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるはな | 作成日時：2015年5月6日 17時
