ありがとうございます ページ24
僕が暴力をふるう回数は明らかに多くなっていった
そしてだんだんと、僕の中で『暴力』は『躾』と化していた
彼氏である僕のそばにずっといないなんてありえない、僕の言う事を聞かないなんて許せない
そんな思考が僕の脳裏を侵していった
そしてAちゃんはついに────
天国から出て行ったんだ
そうして新しく就いた場所が
衆合地獄、だったんだ
Aちゃんはそこで鬼灯と再び出会い、恋をした
────────────────
――今現在――
あぁ、なんかわけがわからなくなってきたね
つまり、こういうことだ
僕とAは子供の頃会っていた
↓
その後鬼灯とも出会っていた、でも僕のことは覚えていない
↓
僕はAから鬼灯の記憶を消した
↓
僕達は恋人同士になった、でも破局
↓
Aは衆合地獄に就いた、そして鬼灯と恋をした
↓
僕はまたAから鬼灯の記憶を消した
↓
そしてまた、Aは鬼灯と結ばれようとしていた
↓
だがしかし、鬼灯と上手くいかずにAは補佐官をやめた
↓
Aは鬼灯に過去のことを思い出して欲しくて再び衆合地獄に就いた
ったく……本当にわけがわからないよ
なんでAはどうしても鬼灯と結ばれようとする？？
おかしいよ…………………………
────────────────
貴方side
貴「……っ…………」
あぁもう、私もまだまだだな
こんなんで震えるなんて
やっぱり白澤にはいろんな過去があったから怯えてんのかも
香「Aちゃん……大丈夫なの？いや、大丈夫じゃないわよね……」
貴「お香さん……き、気にしないでください、それより刑場であんなこと……ごめんなさい」
香「いいのよ、さっきのあれは貴方にはなんの責任もないわ、責任があるのは白澤様よ」
貴「う、うん…………」
香「とりあえず今日は仕事はしなくていいわ、部屋に帰ってゆっくり休んで頂戴、ね？」
貴「お香さん……ありがとうございます……」
まだズキズキする頭を抑えながら私はお香さんにお礼を言った
私の部屋はまだ閻魔殿のところにある
そろそろ荷作りしないとな…………
もうすぐで私の部屋は衆合地獄にできるんだから
閻魔殿を離れるということは鬼灯とも会える機会が無くなるという事だ
寂しさが心をよぎったが、私は前を向いて閻魔殿に歩き出した
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Nami - 面白かったです！白澤さん途中ヤンデレ…？でもハッピーエンドで良かったです😄 (7月11日 16時) (
レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - 白澤が怖かったけど、最高の話しでした！！！！ (2017年12月29日 18時) (レス) id: 31ba52f844 (このIDを非表示/違反報告)
はるはな(プロフ) - あっぷるさん» 頭の中で妄想しながら書くのってたのしいよな！！ｗｗｗ私も興奮して鼻血g…… (2015年8月30日 14時) (レス) id: f1fd4f5ddd (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - やっぱはるはなちゃんの書く鬼灯様ってスゲーイケメン…！！鼻からケチャップが…… 朝からごちそうさまですっ！← (2015年8月30日 8時) (レス) id: 4094b501e6 (このIDを非表示/違反報告)
はるはな(プロフ) - 青眼鏡さん» 番外編！！書きたいです(´∀`)ぜひ書かせていただきますね！！１ですね、了解です (2015年8月4日 17時) (レス) id: f1fd4f5ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるはな | 作成日時：2015年5月6日 17時
