２３話 戦闘開始 ページ25
あの人達はこの眼が幻術にしか特化してないと言った。けど実際は違う。
暗1「黙りか…まあ良い。どうせお前はここで死ぬ」
ジャキ
暗部達が武器を構え、じりじりと近づいてくる。
私も後退りをするが、もう二三歩後ろは崖だ。
暗1「殺れっ！！」
隊長と思わしき人物の号令で、一斉に向かってくる暗部達。
退路が無い私は、迎え撃つしか選択がない。
5体1の圧倒的不利な状況。しかも相手は暗殺の手練れ。私は攻撃を避けることで精一杯だ。
暗部からしてみれば、こちらは幾度もの戦地を乗り越えてきた、いわば戦いのプロ。それなのに、自分達の攻撃が中々当たらず、しつこく逃げ回る相手に焦りを感じていた。
暗2「クソッ……ちょこまかとウザいガキだ！」
ビュッ
ザシュッ
「ぐうっ！」
左腕を斬られ、ごろごろと地面を転がる
うわぁ……結構出血しちゃったな
まっ、これぐらいなら直ぐに治せるけどね
暗1「オラァッ！」
「！？！？」
上から刀を持った暗部が襲ってきた。間一髪で避けたが、ポーチからあの巻物が転がり出てしまった。
「あ……」
暗2「あれは！今のうちに早く取れっ」
巻物に暗部が近づく。
どうしよう
あれが無いと
きっとあの人達も困る
「水遁
カモメ程の大きさの鳥を数匹出し、巻物に近づいた暗部に向けるが、他の暗部に防がれてしまった。
巻物は…………
暗1「これは人柱力のか。もう1つはどこだ？」
「っ……………貴方達に教えるつもりはありません」
じっと暗部を見つめて言う。
どうすれば逃げ切れる？
私の頭の中では様々な案が浮かび、そして消えていく
……………
……………………………
たった１つだけ逃げる方法が浮かぶが……
この眼は使うなと母さんに言われた
でも、それは私の居場所が無くなってしまうことを心配してくれて言ったんだよね？
もう、私に居場所は無い
だったら
使っても良いよね？
私はクナイを構え、暗部達を睨む。
「その巻物……返してもらいますよ」
暗2「ほぅ……我らから奪い取れると？」
「そうだ…と言ったら？」
ニヤッと口元に笑みを浮かべ、わざと挑発する。暗部からは、殺気が溢れ出した。
暗1「チッ、なめるな！行くぞ！」
全員で私を囲むようにして向かってくる暗部達。
作戦通り
私は一度眼を閉じ、開ける。その眼で一人に幻術をかけた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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銀狼＆銀狐(プロフ) - チマさん» ええですよ！ボードの方にお邪魔さしてもらいますね！詳しいことはそちらで！迷惑は僕もかけると思います (2020年9月29日 16時) (
レス) id: d5e2916806 (このIDを非表示/違反報告)
チマ(プロフ) - 銀狼＆銀狐さん» 良いんですか？合作は初めての事なので、迷惑をかけることがあると思いますが、是非よろしくお願いします。 (2020年9月29日 16時) (レス) id: 7eee6b33ed (このIDを非表示/違反報告)
銀狼＆銀狐(プロフ) - チマさん» いえいえ、面白かったのでコメントいっぱいありそなのに僕がまさかの初コメでびっくりしましたwもし良ければ、合作などしませんか？嫌でしたら断ってください！強制じゃありませんから)^o^( (2020年9月29日 12時) (レス) id: d5e2916806 (このIDを非表示/違反報告)
チマ(プロフ) - 銀狼＆銀狐さん» ありがとうございます！これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (2020年9月29日 12時) (レス) id: 7eee6b33ed (このIDを非表示/違反報告)
銀狼＆銀狐(プロフ) - 面白いです！続き、楽しみしてますね！！更新は無理せず頑張ろう (2020年9月29日 12時) (レス) id: d5e2916806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チマ | 作成日時：2020年4月28日 17時
