婚約者に捨てられた私は最強さんに溺愛される【呪術廻戦】

25話 ページ27

五条side


翌日


最近Aの様子がおかしい、俺は何度も何度もAの事を可愛いと褒め続けていたのにも関わらず

自分の容姿を気にするようになっていた

姉の容姿に関しても呟いていたし、姉は確かに整ってる方だけど俺はぶっちゃけAの方が綺麗だし可愛いと思ってる。だって世界一可愛いんだもん



逆にこれで可愛くないとかおかしくね？冗談抜きでさ

ぱっちりとしている瞳は大きいし、外出を知らない箱入り娘だったからか肌は真っ白、美しく艶のある髪でサラサラしていて、声も天然水のような透き通っているソプラノボイス


この容姿だぞ！？

あれを自覚してないなんておかしい所か、俺ですら顔が整ってることに関して自覚してるのに




なんだ？Aは一体何に影響されたんだよ





｢なぁ硝子｣



｢んー？｣





たまたま教室で硝子と二人っきりだから聞いてみる、硝子とAは割と話している仲らしいし

何か知ってるか？






｢あいつ、あんな可愛いのに容姿気になり始めたんだけど、何の影響があったのかわかんねーんだ｣



｢容姿…………そういえば私見ちゃったんだよな｣



｢え、なになに、何見たの｣



｢カートン2｣



｢た、タバコぐらい奢ってやるよ、｣





すーーぐ俺を金扱いするんだから、まぁいい貴重な情報だったら何個でも買うし金は死ぬほどある




｢やりぃ｣



｢で、なんだよすぐ後で買ってきてやるから教えろ｣



｢荻原がAの事を貶してるって話。する？｣



｢はぁ！？あいつ？……いいよ続けて｣






荻原ってあいつか、硝子が言うまで忘れてたわ

いやまじで当時会った時誰って思った所か、Aの前でお見合いとか言い出すし空気読めないやつだよな

しかも俺の大事な可愛いAをあのドブスが貶している？ばっかじゃねーの？




｢裏庭で、落ちこぼれ〜とか素朴な〜とか口調はおしとやかだけどだいぶ声でかいし。

これはと思って聞いておいた｣



｢なんでそれを早く言わねーんだよ！！！｣



｢だって五条はもう知ってるかと思って｣



｢知らねーよ！！Aはマジでいつも俺を気を使ってそんなこと言ってくれねーんだって！｣





俺の事を心から純粋に思っていてくれているのはわかっているけど、あの子はまるで俺の事を主人のように扱うんだ、そしてあの子は自分のこと家来とか使用人なんかと思ってる

そんな格差を自分で作るやつだぞ



自分が不利な状況を言うわけねーじゃん

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