バナナと私って聞いてた彼女が最近言わなくなった件【青】

被害者2人目のフラグ ページ6

続きです〜

さとみside

prrrprrr

さ「ん、?」スマホの着信音が鳴る｡スマホの画面を見るとAからだった｡

さ「A…?珍し」そう思いながら電話に出る｡

さ「はい｡どしたの?」『ちょｯへるぷみー』さ「は?」訳が分からなかった｡

いきなり電話かけられていきなりへるぷみーって言われた人の気持ちを考えろ()

『まぁ5分以内にころん家集合』さ「は!?」ツーツー…電話が切れた｡

ここから走っても10分なのに5分だと!?あいつ時間の感覚狂ってやがる()

もうのろけ話は聞き飽きたんだよ…俺はため息を付きながら急いで家を出た｡

Aside

あ、5分経った｡そう思い顔を上げると目の前に

息を切らしたさとみくんが私を見下していた｡

『お-ぴったり｡やるじゃん』

さ「お前ｯはぁっ…なんでころんの家のｯ前にいんだよ…はぁ…」

『いや-ちょっと色々あって』私はさとみくんに全てを話した｡

さ「いや何やってんだよ」鋭い一撃が私の胸をえぐった｡辛辣だなぁ｡

『いや-だってやってみたくなっちゃうもんじゃん?』

さ「はぁ…これじゃあジェルの犠牲が無駄になっちまうぞ…」

(この事については本編の4話にてっ!)

『ジェルくんの犠牲…ハッ!!』私はある事を思いついた｡

『さとみくんも犠牲になれば良いんだ!!』

さ「は?お前俺殺されるぞ?」

『婚約者がいるとか言っとけば少し怒り静まって,てってれーってできるじゃん!』

さ「もう一度国語を一からやり直せよw」

『よっしゃやってみよ-!』

私はさとみくんの反論を無視してころんの家に入った｡

さ「ちょっA!?」

ころんside

『あの…さ｡私達…別れない、?』

その言葉がAが出ていった今でも心の中で繰り返される｡

本当は別れたくなかった、ずっと一緒に居たかった、

でも僕の周りにはさとみくんとかな-くんとかジェルくんとか｡

るぅとくんとか莉犬くんとか…優しくてモテる最高の友達が沢山いる｡

Aを束縛したくなかった｡これがAに向けての

最初で最後の優しさだったのかもしれない｡

僕はAが出てったドアに寄りかかった後体の力が抜け,ズルズルと座った｡

ぼ-っとしていると目からは涙が出てきて止まらなかった｡

さよならA｡そしてごめんね_

続く

明日私中間テストなんです…どうかこのサボり魔を応援してください｡
応援してくれた分だけ頑張れます…多分｡

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