【黒バス】マネージャーのお仕事。

再教育26日目 ページ27

紫原side



何とか無事に保護？してみんなでマジバに行くことになった



「ん〜……紫原！ちょいちょい」



手招きをするAちん



紫原「なに〜？」



そばまで寄ってしゃがむ



「悪いんだけど、手ぇ貸してくんね？」



小声でぼそっと言い俺の腕に捕まるAちん



は？



震えてんじゃん



グイッと引っ張り立たせありがと！と言って笑うAちん



無理して笑わないでよ…



震えるほど怖かったんでしょ？



俺は末っ子だから怖かったら甘えるし、辛かったら泣く



あ、今はそんな事しないからね



だからAちんが強がる意味が良くわからない



「ん？紫原？」



紫原「仕方ないからしばらくこうしててあげるし」



Aちんの小さな手をぎゅっと握った



優しくね



「……ありがとう」



黄瀬「紫っちずるいッスよ！俺も手繋ぎたい！」



紫原「はぁ？ダメに決まってんじゃん」



ダメに決まってんじゃんほんと



今、Aちんの力になるのは



俺だけなんだ



「紫原、嬉しそうだな。新作のお菓子、当たりだったのか？」



紫原「ん？まぁ、そんなとこ〜」



いつか



Aちんに言えるかな



好きだって……

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