やつがれちゃんが大好きすぎる皆様の重い愛を具現化した短編集。

中芥『チョコレート』 ページ35

◆


　リクもらった限りわたくしは裏切らない((ｷﾘｯ 全てやります。



♀♂♀♂



　芥川が俺の部屋に入ってきた。するとあろうことか、芥川が俺の胸に飛び込んで来たのだ。



【チョコレート】



「ぁ…あ…芥川…？」



「中也さん…その…」





　座っていた俺の膝に乗るようにして、それでいて顔を見せずに俺の胸に顔をうめている。

　なっ、なんだよコイツ、すっげー可愛いじゃねェか！！





「芥川、なんかあったのか…？俺なら話聞くが…」





　何かに悩んでいて、俺の所に来たのかもしれない。それならそれで嬉しいのだが…。

　芥川は悩んでいるというより恥ずかしがっているようにも見受けられる。なんだ？何かしたか？俺…





「好き…です」






　普通少女マンガとか恋愛モノでは、『体内の全気管が停止した』だとか『視界が薔薇色に染まった』っていう表現だろうが、今の俺は




無。






「…ちゅ、中也さん…？っ…その…今日は2月の14日故…告白日和だと首領に言われましたっ…」





　そしておずおずと差し出された小さな包装紙。リボン結びが歪んでいて、これは手作りなのだろうと一目見て分かった。




　しかし今の俺は無。





「芥川…もっかい言ってくんねェか？」



「っ…告白日和だと首領に言われ…」



「いや其処じゃなくて」






　気づけばその細い身体を抱き締めていて。いやいや、誘ったのそっちなんだからいいだろ、なんて自分勝手な理由もつけて。




　そしてか細い声で聞こえる「大好きなんです…」という言葉。




　嗚呼、やはり体内の全気管が停止して、視界が薔薇色に染まったや。





♀♂

　チョコ関係ねぇじゃんとか言っちゃ駄目。


　あと文ストわん！でやつがれちゃんがちゅやさんのこと『中也さん』って言ってますよね。あっ、付き合ってんだーなんて思いながら見てました。

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