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天性腐女子のはるひるは(あをぞらばなゝ・なかゞわとまと)です。今回「あー…ホムペやってみたいなー」なんて思い立ったのでやってみました。
後悔はしてません。
さてはてわたくしは本当の本当に手のつけようのない腐女子ですのでご注意ください。
腐女子?何それ?って方や、腐女子マジNGって方はお戻りください。
ゆるゆると更新していきます。
天性腐女子のはるひるは(あをぞらばなゝ・なかゞわとまと)です。今回「あー…ホムペやってみたいなー」なんて思い立ったのでやってみました。
後悔はしてません。
さてはてわたくしは本当の本当に手のつけようのない腐女子ですのでご注意ください。
腐女子?何それ?って方や、腐女子マジNGって方はお戻りください。
ゆるゆると更新していきます。
ホームページの内容といってもよく分からないです(なら作るな)。
・はる ひるは(変えました許してください)
・現在14才。
・4月2日生まれ
【文ストで好きなCP】→芥受け全てだったら何でもおいしくいただきます。ジャンルは問いません。
あ、でも個人的にゴードス好きです
†++_**〜*作者の日記*〜**_++†
7月31日(火)
2ヶ月も放っててました。切腹しますごめんなさい。
あいぽっとを買ったのでそろそろ3DS更新を卒業しますね。今まで読んでくださった方々、ありがとうございました!!
あいぽっとになっても引き続き夢やら腐やらまた作ります^^
【おすそわけ】
らしくない姿を見た。それは確か1ヶ月前のことだったような気がする。
本部を歩いていたら丁度会った。いつものように挨拶を交わしたが、相手は浮かない表情で相づちをうつだけだったので、あのあと部屋につれこみ酒を飲ませた覚えがある。
奴はなんとも迷惑そうな顔をしていた。
奴…芥川はここ最近、しかめっ面しかしない。
ーーーーーーーーー
「はぁ…」
今日何度目かのため息をついた。いや、たしか6回目。朝から書類仕事尽くしはさすがに退屈だ。何もない日、というのは今日のことか。退屈すぎて楽しいとは思えない。
ふと手元にあったケータイに目がいく。そういや芥川、今日は非番じゃねぇか、と気づいたので早速電話をする。どんなタイミングなのか、1コールで出た。
「何でしょう」
彼奴にしては珍しく、落ち着いた様子で出た。非番なのでそれもそうなのだが。
「暇か?」
「否」
まさかの即答に眉を潜める。はあ?と聞き返せば同じ反応が帰ってきた。
「手前非番だろーが。話し相手になれ。あ、これ幹部命令たからな」
「…あと、30分待って頂きたい」
小さなため息は聞かなかったことにして待つことにした。
ーーー
遅い。かれこれ10分は過ぎている。苛立ちを押さえながらも執務室の扉が開くのを待つ。
「…遅ぇ……」
「すみません」
突然後ろから聞こえた声にびくっとする。膝を机にぶつけたかっこ悪さに悪態を心で吐いた。
「いたのかよ」
「扉を叩いても返答が無かったので」
「マジかよ」
寝ぼけていたのか?気づかないなんてあり得ねぇ。
実質、うたた寝していたのかもしれないが。
「はぁ…」
ため息をする。芥川が落ち着かなそうな様子でいるせいで此方も落ち着かない。電話口では落ち着いていたのに。
芥川のスカーフをぐいっと引っ張り自分に引き寄せた。その時、芥川のポケットから小さな袋がころりと落ちる。
しまった、と芥川が言ったような気がした。あの芥川が誰かの為に贈呈品(プレゼント)なんて、考え難い。大方樋口やそこら辺の奴等へだろうか。
「あの、中也さん…」
「樋口にか?」
「お…」
芥川がうつむきながら何かを言おうとしている。抱き寄せた腕が自然と緩くなった。恐る恐るといった様子でその贈呈品を拾い上げた芥川は綺麗に包装されたそれを両手で差し出す。
「お誕生日、おめでとうございます。中也さん」
脳内で盛大な花火が打ち上げられた。
ーーーーーーーー
一ヶ月前から悩んでいたと聞けば苦笑いをせざるを得ない。まして、挙げ句の果てに貰ったのは恋文ときた。
誕生日をすっかり忘れていたのも盲点でさらに喜べたが、なにより芥川の緊張した様子を見れたのは珍しい。
また溜め息が出る。
「溜め息は幸せを逃がすと言います」
「幸せ過ぎるから手前におすそわけだ」
【おすそわけ 終】
****
大遅刻すみません
***こんな過去があったらな、と。黒の時代***
「…迂闊だった」
歴代最年少幹部、太宰治。その業績はポートマフィアのほとんどを占めており、彼を中心となっいるも同然だった。次期首領は彼だ、とも噂されていた程だ。
そんな彼が拾ってきたのは童顔の少年。16歳には見えぬ見た目の子供であった。直属の部下にすると言い出した時構成員は驚き倒れるものもいたという。
そんな部下をもつ太宰が呟いた言葉。それは、森が「彼の情報をまとめた資料を作ってくれ」と言ったのが発端だった。
*
迂闊だった。まさか、と眉を潜めた。首領が資料やらなにやらを作れというのはいつものことだ。が、今回は格別違う。彼…芥川君の情報と言うのは、未だ私でも知らないことはある。分かるものといえば、名前、異能力、性格もいささか理解した。一人称も知っている。身長体重も調査済み。ならばあとは…。
誕生日である。
貧民街育ちである芥川君にそもそも誕生日という概念がない。まして親の顔すら知らないであろう芥川君。如何する。誕生日だけ空欄にしておくのは気が引ける。私にまるで分からないことがあるようではないか。彼の年齢は芥川君自身が言った年齢なのでそれを信用するが、誕生日ばかりは…。
駄目だ、このままでは埒が明かない。
私は芥川君がいるであろう執務室に足を運ぼうと腰をあげたが、ちょうどいいタイミングで芥川君が「失礼します」と言って入ってきた。
本当に丁度がいい。今日ばかりは誉めてあげてもいいかもしれない。思わず笑顔で迎えそうになったが我慢し、興味無さそうに私はそっぽを向いた。
「………あの日でいいか」
ぽつりとまた呟く。あの日、というのは私が芥川君を拾った日だ。誕生日なんていちいち考えても時間の無駄だし、芥川君が芥川君として誕生したのは私と会ってから。
それならば、芥川君が生まれたのは私が昇進した今月の1日。
「芥川君、君の誕生日は今月の1日にしたよ。覚えておきたまえ」
少し可笑しな会話だが、其処は気にしないでおこう。私はこの書類を完成させる為にやむを得なく芥川君の誕生日を決めてやっただけだ。
横目で芥川君を見てみると、なんとも言えない顔で私を見ていた。
「なんだい」
「いえ、非常に申し訳ないと分かっているのですが」
うつむき歹な視線を私に向けて、よく通る声で芥川君は言う。
「誕生日とは、何でしょうか」
***
まだ3月1日。あと二時間で今日が終わるなんて悲しいです。そしてアプリ、ありがとうございました。
***作者のなかではもうお誕生日***
闇。そう形容するに相応しいこの裏路地では、数分前まで人だったものがいくつも転がっていた。唯一判別できる色は赤のみ。物音ひとつしないこの空間に、死神が一人佇んでいた。
時折咳をしながら歩く姿は一見恐ろしいが、何処か悲しげな佇みをしていた。
「昼間なのに此処は本当に暗いねぇ」
その時だ。眩しい光のする方から、明るい声で一人の男が入ってきた。闇をもつその瞳で死神……芥川を見た太宰は目を細めて笑った。
「こんな日にも任務なんて勿体ない」
「何を勿体ないと云うのです。僕は貴方と違って暇ではない」
「私が暇?笑わせないでくれ給え」
太宰の声の温度が下がる。芥川は血に濡れた手を握り、太宰をにらんだ。
すると、また優しい笑顔を芥川に向け戦う気はないと言ってみせた。ならば何故芥川の目の前に現れたのか、どうせいつもの気まぐれなのだろう。また死ねずにふらふらと歩いていたのだろう。
__決して僕に会うためではない。
芥川が己へ自問自答を繰り返す。太宰がゆっくりと近づくが、芥川は地獄の宿る目を太宰に向け、黙って立っていた。
「芥川君、君に期待をする権利をあげよう」
「また訳の解らぬ戯言を」
「解らなくなどないさ。私は君を今の今まで探し歩いていたのだもの」
「そんな言葉に踊らされる僕ではない」
「信じてくれ給えよ芥川君。なんなら夢と思ってくれても構わない」
太宰が芥川の手をとり、微笑んだ。その美しさに見とれ、芥川は言葉を発することを忘れていた。
__期待して、善いと云うのか。僕を探し歩いていたということを、信じても善いと云うのか。
太宰が貰ってくれと芥川の外套のポケットに紙切れを入れる。束の間に太宰は裏路地を去っていた。
「…………太宰さん…」
その言葉を聞いたものは誰もいない。否、後ろにいた死体には聞こえていたかもしれない。芥川は貰った紙切れを胸にあててもう一度彼の名前を呼ぶのだった。
__明日、午前9時、駅前。君を夢の世界に連れて行ってあげよう。大好きな君が生まれてきてくれたそのお礼に。__
・はる ひるは(変えました許してください)
・現在14才。
・4月2日生まれ
【文ストで好きなCP】→芥受け全てだったら何でもおいしくいただきます。ジャンルは問いません。
あ、でも個人的にゴードス好きです
†++_**〜*作者の日記*〜**_++†
7月31日(火)
2ヶ月も放っててました。切腹しますごめんなさい。
あいぽっとを買ったのでそろそろ3DS更新を卒業しますね。今まで読んでくださった方々、ありがとうございました!!
あいぽっとになっても引き続き夢やら腐やらまた作ります^^
【おすそわけ】
らしくない姿を見た。それは確か1ヶ月前のことだったような気がする。
本部を歩いていたら丁度会った。いつものように挨拶を交わしたが、相手は浮かない表情で相づちをうつだけだったので、あのあと部屋につれこみ酒を飲ませた覚えがある。
奴はなんとも迷惑そうな顔をしていた。
奴…芥川はここ最近、しかめっ面しかしない。
ーーーーーーーーー
「はぁ…」
今日何度目かのため息をついた。いや、たしか6回目。朝から書類仕事尽くしはさすがに退屈だ。何もない日、というのは今日のことか。退屈すぎて楽しいとは思えない。
ふと手元にあったケータイに目がいく。そういや芥川、今日は非番じゃねぇか、と気づいたので早速電話をする。どんなタイミングなのか、1コールで出た。
「何でしょう」
彼奴にしては珍しく、落ち着いた様子で出た。非番なのでそれもそうなのだが。
「暇か?」
「否」
まさかの即答に眉を潜める。はあ?と聞き返せば同じ反応が帰ってきた。
「手前非番だろーが。話し相手になれ。あ、これ幹部命令たからな」
「…あと、30分待って頂きたい」
小さなため息は聞かなかったことにして待つことにした。
ーーー
遅い。かれこれ10分は過ぎている。苛立ちを押さえながらも執務室の扉が開くのを待つ。
「…遅ぇ……」
「すみません」
突然後ろから聞こえた声にびくっとする。膝を机にぶつけたかっこ悪さに悪態を心で吐いた。
「いたのかよ」
「扉を叩いても返答が無かったので」
「マジかよ」
寝ぼけていたのか?気づかないなんてあり得ねぇ。
実質、うたた寝していたのかもしれないが。
「はぁ…」
ため息をする。芥川が落ち着かなそうな様子でいるせいで此方も落ち着かない。電話口では落ち着いていたのに。
芥川のスカーフをぐいっと引っ張り自分に引き寄せた。その時、芥川のポケットから小さな袋がころりと落ちる。
しまった、と芥川が言ったような気がした。あの芥川が誰かの為に贈呈品(プレゼント)なんて、考え難い。大方樋口やそこら辺の奴等へだろうか。
「あの、中也さん…」
「樋口にか?」
「お…」
芥川がうつむきながら何かを言おうとしている。抱き寄せた腕が自然と緩くなった。恐る恐るといった様子でその贈呈品を拾い上げた芥川は綺麗に包装されたそれを両手で差し出す。
「お誕生日、おめでとうございます。中也さん」
脳内で盛大な花火が打ち上げられた。
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一ヶ月前から悩んでいたと聞けば苦笑いをせざるを得ない。まして、挙げ句の果てに貰ったのは恋文ときた。
誕生日をすっかり忘れていたのも盲点でさらに喜べたが、なにより芥川の緊張した様子を見れたのは珍しい。
また溜め息が出る。
「溜め息は幸せを逃がすと言います」
「幸せ過ぎるから手前におすそわけだ」
【おすそわけ 終】
****
大遅刻すみません
***こんな過去があったらな、と。黒の時代***
「…迂闊だった」
歴代最年少幹部、太宰治。その業績はポートマフィアのほとんどを占めており、彼を中心となっいるも同然だった。次期首領は彼だ、とも噂されていた程だ。
そんな彼が拾ってきたのは童顔の少年。16歳には見えぬ見た目の子供であった。直属の部下にすると言い出した時構成員は驚き倒れるものもいたという。
そんな部下をもつ太宰が呟いた言葉。それは、森が「彼の情報をまとめた資料を作ってくれ」と言ったのが発端だった。
*
迂闊だった。まさか、と眉を潜めた。首領が資料やらなにやらを作れというのはいつものことだ。が、今回は格別違う。彼…芥川君の情報と言うのは、未だ私でも知らないことはある。分かるものといえば、名前、異能力、性格もいささか理解した。一人称も知っている。身長体重も調査済み。ならばあとは…。
誕生日である。
貧民街育ちである芥川君にそもそも誕生日という概念がない。まして親の顔すら知らないであろう芥川君。如何する。誕生日だけ空欄にしておくのは気が引ける。私にまるで分からないことがあるようではないか。彼の年齢は芥川君自身が言った年齢なのでそれを信用するが、誕生日ばかりは…。
駄目だ、このままでは埒が明かない。
私は芥川君がいるであろう執務室に足を運ぼうと腰をあげたが、ちょうどいいタイミングで芥川君が「失礼します」と言って入ってきた。
本当に丁度がいい。今日ばかりは誉めてあげてもいいかもしれない。思わず笑顔で迎えそうになったが我慢し、興味無さそうに私はそっぽを向いた。
「………あの日でいいか」
ぽつりとまた呟く。あの日、というのは私が芥川君を拾った日だ。誕生日なんていちいち考えても時間の無駄だし、芥川君が芥川君として誕生したのは私と会ってから。
それならば、芥川君が生まれたのは私が昇進した今月の1日。
「芥川君、君の誕生日は今月の1日にしたよ。覚えておきたまえ」
少し可笑しな会話だが、其処は気にしないでおこう。私はこの書類を完成させる為にやむを得なく芥川君の誕生日を決めてやっただけだ。
横目で芥川君を見てみると、なんとも言えない顔で私を見ていた。
「なんだい」
「いえ、非常に申し訳ないと分かっているのですが」
うつむき歹な視線を私に向けて、よく通る声で芥川君は言う。
「誕生日とは、何でしょうか」
***
まだ3月1日。あと二時間で今日が終わるなんて悲しいです。そしてアプリ、ありがとうございました。
***作者のなかではもうお誕生日***
闇。そう形容するに相応しいこの裏路地では、数分前まで人だったものがいくつも転がっていた。唯一判別できる色は赤のみ。物音ひとつしないこの空間に、死神が一人佇んでいた。
時折咳をしながら歩く姿は一見恐ろしいが、何処か悲しげな佇みをしていた。
「昼間なのに此処は本当に暗いねぇ」
その時だ。眩しい光のする方から、明るい声で一人の男が入ってきた。闇をもつその瞳で死神……芥川を見た太宰は目を細めて笑った。
「こんな日にも任務なんて勿体ない」
「何を勿体ないと云うのです。僕は貴方と違って暇ではない」
「私が暇?笑わせないでくれ給え」
太宰の声の温度が下がる。芥川は血に濡れた手を握り、太宰をにらんだ。
すると、また優しい笑顔を芥川に向け戦う気はないと言ってみせた。ならば何故芥川の目の前に現れたのか、どうせいつもの気まぐれなのだろう。また死ねずにふらふらと歩いていたのだろう。
__決して僕に会うためではない。
芥川が己へ自問自答を繰り返す。太宰がゆっくりと近づくが、芥川は地獄の宿る目を太宰に向け、黙って立っていた。
「芥川君、君に期待をする権利をあげよう」
「また訳の解らぬ戯言を」
「解らなくなどないさ。私は君を今の今まで探し歩いていたのだもの」
「そんな言葉に踊らされる僕ではない」
「信じてくれ給えよ芥川君。なんなら夢と思ってくれても構わない」
太宰が芥川の手をとり、微笑んだ。その美しさに見とれ、芥川は言葉を発することを忘れていた。
__期待して、善いと云うのか。僕を探し歩いていたということを、信じても善いと云うのか。
太宰が貰ってくれと芥川の外套のポケットに紙切れを入れる。束の間に太宰は裏路地を去っていた。
「…………太宰さん…」
その言葉を聞いたものは誰もいない。否、後ろにいた死体には聞こえていたかもしれない。芥川は貰った紙切れを胸にあててもう一度彼の名前を呼ぶのだった。
__明日、午前9時、駅前。君を夢の世界に連れて行ってあげよう。大好きな君が生まれてきてくれたそのお礼に。__
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はるひるは - 雪奏さん» ありがとうございます!また腐小説やろうと思うので、見ていただけると幸いです! (2018年8月9日 12時) (レス) id: 35a385bce9 (このIDを非表示/違反報告)
雪奏 - すごく面白いです!応援してます! (2018年8月4日 2時) (レス) id: edf769ece4 (このIDを非表示/違反報告)
あをぞらばなゝ - .kico。さん» はい…更新する時間が無くて…。本当はもっと続けたいんですけど…すみません(><) (2017年7月15日 17時) (レス) id: 59e0ee862d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる ひるは(あをぞらばなゝ) | 作成日時:2017年2月4日 23時