｢文スト｣皆に依存される一般人

31話目 ページ33

太宰said


にしても予想外だったな…

まさか敦君のあの一言で
Aが自分の記憶を無意識にこじ開けようとしてた…

駄目なんだよ
開けてもらっては…そんな事をしたら

今までの苦労が台詞無しになってしまう

織田作には悪いが
探偵社の皆には少し嘘を入れて話そう
あんな状況を敦君だけじゃなく

国木田君にまで見られたとなったら

話す他ないし

かと言って二人だけに話す…か

全部秘密にして話を逸らすか…そんな下手な真似ら返って怪しまれるに決まってる


何事にも完璧にせねばね



織田作


君は本当にこれで良かったのかい？


太宰「Aちゃん今日は1日家から出ては駄目だよー？」


『え、何でですか』



太宰「駄目って言ったら駄目だ


分かったね？」



『…はーい了解しました

あ、じゃあ代わりにコンビニでー
アロエヨーグルトとーメロンパンとーあ、あとなんか適当に何処でも良いんで焼き鳥お願いしまーすぼんじりね！ぼんじり！』




んー注文が多い！


元ポートマフィア幹部をパシリにするなんて


Aちゃんだからいいやぁ！(歪みない奴)



あ、因みになんで
敦君とAちゃんの会話が分かったかってゆーとねー



盗聴器だよ(通報すんぞ)


太宰「それじゃあ敦君、国木田君、探偵社に行こう」


中原「おい太宰手前ェ！
まだ話は終わってねぇぞｺﾞﾗｧ！」


太宰「んもー何中也〜此方は忙しいんだよ〜？」


中原「俺にもその話聞かせろやクソ太宰」


太宰「何だい中也聞いてたのならAの過呼吸治すの手伝って欲しかったんだけど」


中原「ア"！？俺はお前等がコソコソしてっからAの事だと思って聞いただけだ


ちょっと待て！！！A過呼吸になってたのかよ！！！呼べよ莫迦野郎！！

おいA大丈夫なのか！？！？」


『おん全然平気やで』←


相変わらず忙しいなー中也は

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