9話〈買い物〉 ページ14
アヤトと暮らして1年後
私は中3になった。
瑠璃は2歳になって、私たちのことをお父さん、お母さんと呼ぶようになった。
そしてやっとこの生活が慣れてきた。
一緒に暮らして間もない頃はいっつも喧嘩ばかりで朝っぱらから怒鳴って瑠璃はビービー泣くわ、絢都もうっせーと怒ったりでもう大変だった。
そんなこんなで一年が経ったある週末私たちはデパートへ買い物に行くことになった。
デパートにて
A「ねぇどこから回る？」
(絢都)「……雑貨屋…とか」
A「いいね、雑貨屋！」
私たちは雑貨屋へ行くことになった。
A「ねー、これとかよくない？」
私はあっちこっち見ていた。
絢都はあるものをジーっと見ていた。
A「何見てるの？」
そこには可愛いウサギの人形があった。
A「絢都ウサギの好きなの？」
私は爆笑しながら言った。
(絢都)「う、うっせー別にウサギとか好きじゃねーし///」とめっちゃ顔を赤くさせて言った。
(瑠璃)「おとしゃんウサギしゃん好きなの？瑠璃も好き。」
(絢都)「バカッ、俺はガキじゃねえよ」
A「あなたは十分ガキですよ。」
と言った瞬間狐の人形に目がいき
A「キャー狐の人形〜めっちゃ可愛い〜ちょー欲しい〜」
(絢都)「フッ、お前も十分ガキですよ」
と喧嘩が始まったがすぐに欲しいものを買い店を出た。
その後もいろんな所を回りおやつ時間になった。
A「ねー喉乾いたからそこのカフェ行かない？」
(絢都)「おう。」
私たちはカフェに入った。
私はカフェオレ、絢都はブラックコーヒー、瑠璃はオレンジジュースを頼んだ。
(絢都)「瑠璃お前よくそんなもの飲めるな」
(瑠璃)「オレンジジュース美味しいよおとしゃん嫌いなの？」
(絢都)「いや、嫌いじゃねぇ。飲めないだけだ。」
(瑠璃)「ふーん」
A「あ、そうそう。絢都に渡すものがあるんだ。」
私はカバンの中をあさった。
A「はい！これあげる。」
それはウサギ型の銀色のピアスだった。
(絢都)「いいのか。」
A「いいよ。だって今日でちょうど出会って1年だし！」
(絢都)「そうか。サンキュ！」
そう言って彼は笑った。
『絢都の笑った顔かわいいな。』
私は絢都に落ちてしまったかもしれない
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氷姫 - 良いなぁ〜 隻眼の喰種〜！ エトみたいな天然な隻眼も勿論良いけど〜♪ ヒトの食事も普通に摂取出来るなら尚更良いかも…♪学校とかで苦労しなさそうだし… (2017年3月9日 10時) (
レス) id: b07d4985c1 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - いつ見てもやっぱり面白い!もうすぐ100HItだからがんばって一 (2017年1月10日 23時) (レス) id: 81eef5cdb1 (このIDを非表示/違反報告)
メイメイ - いつも見ています！初めてと書いてあるけど凄く上手いなと思います！これからもがんばってください! (2017年1月10日 23時) (レス) id: 81eef5cdb1 (このIDを非表示/違反報告)
百合 - 初めての割にはすごいなと思います！これからも頑張ってください (2017年1月4日 23時) (レス) id: 56cdb71eeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーさん | 作成日時：2017年1月4日 15時
