検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:31,019 hit

fighting ページ6

「武器の1つもなしに化け物と戦うなんて、月永先輩凄いね!」

「捕まえたのはおれじゃないぞ!レイと過ごして溜まったストレスをリッツが宇宙人にぶつけたんだ。
あいつ、夜は元気なんだよな〜!」

「朔間先輩の弟さんやばい」

りっつに恐れおののくひなた君。
正直、今のを聞いた私も同じ気持ちだ。
やっぱり一緒の部屋にするべきじゃなかったか。

「奴らには、物理攻撃が効果あるようだからな。
素手でも倒せないことはないだろう」

腕を組んで淡々と言う北斗君。

「一時的に、だけどね。ただ殴る蹴るをして、首の骨を折っても人間で言う気絶程度のダメージにしかならない。鬼龍くんが人間なら即死の技を繰り出してもNOFAは復活してきたからね。回復力は向こうの方が数段上ってところかな」

ノートにペンを走らせながら、会長の言葉に1つ思い出した。

「昨日、神崎君が日本刀でNOFAの腕をバッサリ切ったんですよ。トドメを刺せる状況でもなかったのですぐ逃げましたが。その時私は後ろを振り返って、切り傷を押さえ苦しむ姿と黒い霧となって腕が霧散していくのを見ました。あの後腕は生えてきたんでしょうかね?」

「いつの間にそんな状況になっていたんだ。怪我はないようだな」

北斗君が安心したように微笑んだ。

「武器になるもの無いかなって探してたのを神崎君が手伝ってくれてさ。その賜物がこれ」

ゴトリ、と重い音が響く。
昨日の成果である工具箱を机に置いた。

fighting→←fighting



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
52人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» 普段穏やかな人ほど、怒ると怖いですから。 (2017年11月20日 18時) (レス) id: 2f1edb35cc (このIDを非表示/違反報告)
Knight を護る騎士でいたかった(プロフ) - 純さん» きっと真顔…普段は笑みを絶やさないから絶対に怖いよ (2017年11月20日 17時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» 弓弦さんはともかく、皇帝さんのガチギレする状況がわからないですね (2017年11月20日 17時) (レス) id: 2f1edb35cc (このIDを非表示/違反報告)
Knight を護る騎士でいたかった(プロフ) - 純さん» 恐ろしっw (2017年11月20日 12時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Knight を護る騎士でいたかったさん» 怒ってる間ずっと笑顔だろうな・・・ (2017年11月20日 12時) (レス) id: 2f1edb35cc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年11月17日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。