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茜が二つ ページ3

「おい、A。朝だぞ、起きろ」


誰かの声が聞こえる。聞き慣れたあの人の声。


「A、おい!いい加減起きろ」


あれ?なんか怒ってるみたい。あの人怒ると怖いからなぁ。誰が怒られてるんだろ。カノあたりかな。


「起きろおおッ!」


ばさりと音をたて、私の体を覆っていた暖かさが失われる。
あれ、怒られてたのって、もしかして私?
うひゃ、怖いのは嫌いだ。


しぶしぶと言った感じで、私はベッドから上半身を持ち上げた。


「……キド、おはよう。朝からおつかれ」


「あぁ、おはよう」


キドはそう言ってから、「全くだ」と言葉を溢した。


「飯出来てるから、着替えて降りてこい」


「うん、わかった」


それだけ言うとキドは、私の部屋から出て行ってしまった。


さぁて、キドの作ったおいしいご飯が待ってるんだ。早く着替えて下に行こう。みんなを待たせちゃ悪いしね。


私はタンスから適当に衣服を取り出して、それを身につけていった。
最後に髪を結わえる。


一連の動作を終わらせ、私は自室を出ていった。

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ふぁんく(プロフ) - まやさん» いえいえ!こちらこそよろしくお願いします! (2017年1月9日 22時) (レス) id: 0f611351c3 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ふぁんくさん» いつも私の作品を見て下さってありがとうございます!気まぐれ更新の私ですが、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年1月9日 22時) (レス) id: d78b0177e8 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁんく(プロフ) - カゲプロだ!こっちも来ました!更新楽しみにしてます! (2017年1月9日 22時) (レス) id: 0f611351c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まや | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2017年1月9日 16時

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