アイドルの恋愛事情【あんスタ】【日替わり】

5種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月14日

零様のDキスです。

※従姉妹いる設定



それはちょうど、学校から帰宅しようとしているところだった。

今日は『fine』にプロデュースを頼まれ、遅くいまで残るから、という理由で彼の

｢一緒に帰らんか…？｣

というお誘いを断ってしまったのだが、
思っていたよりプロデュースが早く終わったので、一人で家までとぼとぼと帰ろうとしていた。


すると、ラッキーなことに帰り道に彼がいて、一緒に帰れると思い、嬉しくなって駆け寄ろうとした。

ところが、他校の女子生徒と嬉しそうに話す零が見えて。


サーっと血の気が引き、
思わず電柱の影に隠れたところで今に至る。

……き、きっと、零のファンの子だろう。
大丈夫、零は浮気だとか、そんな事するわけない。

内心はらはらしながらも、
電柱の横からそうっと様子を伺う。
見えたのは、
……零が手を女子に握られている。いや、繋がれている…？

そんな光景で。


零も女の子も、とても嬉しそうにしている。
その表情に胸がズキッと痛んだ。

もしかしたら本当に浮気なのかもしれない。


嫌なのかな、忙しくてあまりそばにいられない私が…他の人が良いのに、零は優しくて言い出せない……だから、零はあんな風に…

私じゃ、ダメなのかもしれない。

鼻がツーンとして、視界か徐々にぼやけてくる。

あ、私泣いてるんだ……

……ほんと、馬鹿みたい。
かばんを、強く握りしめ、駆け出した。

｢YOU……!?｣


零に名前を呼ばれた気がするが気にしない。
ダッシュで学校に戻る。


｢もうやだ……｣
涙が止まらず、教室の前でうずくまる。

しばらくはここにいようと思う。泣き止んだら誰かに慰めてもらいにいこう。
なんて、考えてた。

誰かが廊下を走ってくる足音が聞こえる。
もしかしたら零が追いかけてきてくれたのかも、なんて思ったが、そんなわけない。

だって彼は私のことなんか……



｢……誤解じゃよ！……泣かんでおくれ、YOU｣
でも、追いかけてきたのは零で。


｢ご、かい…なの…？本当に…？｣

｢あの子は従姉妹なんじゃ…。悪かったのう、勘違いさせてしまうようなことをして……｣
零は悲しそうな表情をすると、唇を重ね合わせた。


｢んっ……ふぁ……れ、零…っ｣
それは唇を重ねるごとに激しさを増していく。


｢んっ、…はぁ…愛しておるぞ、YOU…嫉妬してくれたんじゃろう、可愛いのう…
もっと、もっと欲しい……
…食べても…良いかのう…？｣

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