【黒バス】キス、してください。【日替わり】

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「ねぇ？キスして……？」

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こんにちは。作者の爽と申します。今回は初の日替わりに挑戦です。

お題としては、題名にもある通り、黒バスメンバーに、キスをしてもらう。というものです。
ちなみに、設定として黒バスメンバーとは、恋人同士とします。

ありきたりな話なので、もしかしたら同じような作品があるかもしれませんが、オリジナルですので、言いがかり等をつけるのは、ご遠慮ください。

拙い文章ではありますが、楽しんでいただけたら嬉しいです。

↓今いるメンバー↓

誠凛
黒子テツヤ
伊月俊

海常
黄瀬涼太

秀徳
高尾和成

桐皇
桜井良

陽泉
氷室辰也

今後作者の気分と、リクエストがあれば、増やしていく予定です。

6種類の結果パターン

今日は誰がキスをしてくれるのでしょうか？ - 2024年5月6日

今日は…、黄瀬涼太君です。
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「YOUっち！」

「お？涼太。やっほ」

放課後、体育館裏で涼太の帰りを寝ながら待っていたら、張本人が汗だくになりながら、現れた。

「いつも此処で待ってるんスか？」

「いつもは図書室とか教室なんだけど、今日は日が照ってていい天気だからね」

こういう日には、外に出るのが一番いい。しかし、涼太はなぜここにいるんだろう。部活の休憩時間なのか？
そう問えば、『うん、休憩時間っスよ』と答えてくれた。

「おー、そうなんだ。頑張ってね」

「…ちょっといいスかね」

「ん？」

うつ向きながら、そう言う涼太。何だろう、何か用事でもあるのかな。まさか、一緒に帰れないなんて、言わないよね。

ちょっとドキドキしながら、彼の言葉を待つと…。

「キスしていいスか！？」

「なんでそうなった！？」

真面目な顔してそう言う涼太の顔が面白くて、若干笑ってしまったが、涼太の方は真剣らしく、キリッとした顔のままだった。その顔に、またも笑いが込み上げてくる。

「なっ、オレは真剣なんスよ！？」

「わかってるよ」

て言うか、なんで部活やってるだけで、キスなんてしたくなるの。どんな練習してんだよ。

「いいスか？」

「いいよ」

笑いながらそう言えば、目を煌めかせる涼太。犬みたい。笑、

「じゃあ…」

「ん」

目を閉じて、んっと顔を近づけたら唇に感じる生暖かい感覚。あ。本当にしてきたし。

「ん！ん！」

なかなか離れてくれないせいで、酸素が足りなくなる。それを伝える為に、涼太の胸板をトントンと叩いた。

「…ぷはぁ！長いって！」

「す、すんません…」

あーもー、ほんっとに可愛いんだから。さっさと部活終えて、一緒に帰ろうね。