【あんスタ】本日のあなたのガチャ運は？

9種類の結果パターン

スカウト結果 - 2024年5月4日

＊☆３ 大神晃牙＊

YOU「っはぁ…はぁ…ひぃぃ」


晃牙「おいｯ！ペースが落ちてきてんぞ！！本気で痩せてぇって思ってんのか！」



がるるｯ！と叫ぶ晃牙くんの声に私は走るスピードを少し速める。

夏の日差しが照りつける中、グラウンドで必死に走っていた。


今は何周目だろうか…

日焼け止め、もっと塗っとくべきだった…



何故こうなったのか？原因は昨日、アドニスくんに言われた一言から始まった。



アドニス「YOU、前よりも逞しくなったんじゃないか？沢山食べることはいいことだ。もっとくえ、そして大きくなれ。」


この言葉にショックを受けた私は晃牙くんに助けを求めたのだった。


だがしかし、昨日の私に言いたい、大神晃牙だけはやめるんだと…


晃牙「よぉし…！今日はここまでだ！すぐへたばるんじゃねぇかと思ったがよぉ、YOU、案外やるじゃね〜か。」


晃牙くんは持っていたタオルでわしゃわしゃと乱暴に私を拭いた。


ちょ、今は絶対汗くさい…！！


晃牙くんの肩を掴んで前に押す。すると晃牙くんの眉毛が真ん中によって不機嫌な顔になった。


晃牙「ンだよ？そんなに俺様に触られるのが嫌かよ…？」


YOU「いや、そんなわけじゃ…！」


晃牙「大体よぉ、お前自分で言う程太ってねぇよ？頼まれたときから思ってたけど、あんま無理すんじゃねぇ〜ぞ。女はちょっと太ってるくらいがモテるとかなんとか言うだろ？」


あんなスパルタな運動した後に言われても…。

でも私の意思は変わらない。「そんな甘い言葉に惑わされないぞ！！」私がそう言った瞬間


ぶにゅ


YOU「…！？」


いきなり晃牙くんが私の頬を手で押さえつけた。つまり今の私はタコになっている。


晃牙「あのなぁ？俺様はそのままでいいって意味で言ったんだよ。」


顔が近い…息がかかるくらいの距離にいる晃牙くんに私の心臓はドクドクと大きな音をたてた。


YOU「ちょ、晃牙く」


晃牙「…っくははｯｯ！！見直したぜYOU!!お前がそんなに本気ってなら俺も本気でビシバシ行くかんな。逃げ出そうとしても無駄だ、覚悟しとけよ？」



声高に話す晃牙くんの声が耳に響く…


私はこの後ひどく後悔することになる。


あまりにもキツすぎたので2度とやるまいと決心したのだった。

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