Queen 日替わりストーリー

9種類の結果パターン

またきてね！ - 2024年5月7日

《ロジャー》 YOUside

父の仕事の関係で日本からイギリスに引っ越してきた私。

教室で自己紹介を済ませ、席に着いた。
授業を受け、昼休みになるとクラスがすごく騒がしくなる。

原因はブロンドヘアーのあの男子。
腕には生徒会のメンバーであることを示す赤いリボンをつけていた。

彼はクラスの男子と騒がしく話している。
女子にも人気があるようで、周りには常に誰かが集っている。
少し怖いなと思いながら一日を過ごした。


??｢なぁ、、お前、｣

放課後になり、声をかけられた。
昼間に騒がしくしていたブロンドヘアーの彼の声だと思うと、少しばかり怖くなった。

YOU｢…はい｣

私は俯きながら返事をした。

??｢なんか会長からお前と仲良くしろって言われてるんだわ。ってなわけで、俺はロジャー・テイラー。覚えといてくれよ。｣

さすがに自己紹介の時まで下を向くのは失礼だと思い顔を見上げると、美青年が立っていた。

休み時間はあまりじっくりと見ていなかったので気が付かなかったが、彼の目は澄んだ青で、クラスで人気があるのが納得出来るほど顔が整っていた。

YOU｢YOUっていいます。よろしくお願いします。｣

ロジャー｢なんだよ堅苦しい
普通にフレンドリーに接してくれればいいんだ。
俺は生徒会で書記担当。まぁ大した仕事してねぇからあんまカッコイイもんでもねぇけど｣

そう話す彼の声はハスキーで、彼が放つ言葉一つ一つに集中してしまうほど素敵な声だった。

ロジャー｢あー、そろそろ時間だし帰るか。俺チャリ通だから後ろに載せようか？｣

そう聞かれたので答えようとすると

｢まぁ強制だけどなぁー！｣

と手を引っ張って廊下に連れ出された

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