【黒子のバスケ】"例えば君が"【ｼﾁｭｴｰｼｮﾝ短編】

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お気に入り作者に登録して下さった方々が100人もいらっしゃるということだったので

記念的な短編日替わりを作らせて頂きました!!

今年から進学して、おそらく忙しくなってしまい

小説の更新が遅れてしまうと思われますが、どうか長い目で見てやって下さいorz

ある意味タイトル詐欺。中身は普通の短編です!!

意味分からんのから、恋愛、失恋など色々です!!リクエストは一応募集してます←
(※死ﾈﾀ、流血表現もあります!)

リクは一個でお願いしますorz

↓現メンバー
黒子(帝光・誠凛)
黄瀬(帝光・海常)
緑間(帝光・秀徳)
青峰(帝光・桐皇)
紫原(帝光・陽泉)
赤司(帝光・洛山)
残ﾒﾝﾊﾆｰの誰か二人←
葉山(自傷を止めるｼﾁｭ)

↓リクエスト
高尾(高校→結婚式ｼﾁｭ)

14種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月4日

キッと彼の顔を睨みあげると、顔を顰められた

顰めたいのはこっちだ!とは、寸でのとこで喉にとどめた

「…信じらんない」

?「それはこちらのセリフなのだよ」

はぁ、とため息を吐いた後輩を見て

ついに堪忍袋の緒がブチ切れた

「…こんの、おは朝厨がぁああ!!!」

手近にあった彼のラッキーアイテム、抱き枕を投げつけ

私は体育館を飛び出した

高「…ちょっと、いいの真ちゃん」

緑「…俺は悪くないのだよ」

高「いやいやいや100パー真ちゃんが悪いっしょ!?
『おは朝が明日は外出を控える様にと言うから明日の買い出しは行かない』とか!!
しかも部活の休憩時間、公衆の面前!!」

緑「…買い出しなら別に俺でなくともいいはずだろう」

分かってないなーと高尾は不満げな顔をした

緑間からしてみれば、何が分かっていないと言うのだと眉間に皺がよっていた

高「あのさー、なんで先輩がわざわざ力のありそうな三年の先輩方とかではなく、真ちゃん誘ったのか分かってる?」

緑「監督から買い出しを頼まれた時彼女の傍にいたから、」

高「んな訳ねーだろ!」

ズビシ!!と高尾が緑間を指差した

高「あのな!女子が男子を誘うってのは少なくとも好意がある証拠!!しかも相手は微妙な人材のうえ、他には誘わず二人きり!!」

緑「それが?」

高「分かれよ!!先輩は緑間が好き…あ゛」

もの分かりの悪過ぎる緑間に、流石のハイスペックもつい口を滑らせた

元々静かな休憩時間だが、もはや空気は凍てついた様に静まっている

緑「…」

高「…」

緑「…少し抜ける」

高「あ、おい緑間!!」

緑間の背に声をかけたが、彼は既に体育館を後にしていた

高「…青春かねー」

我ながら爺臭、と小さく笑った

体育館を出てすぐに、彼女は見つかった

出入り口の死角に隠れるように座っていたが、啜り泣きですぐに分かる

緑「…先輩」

「…なによ、おは朝厨」

緑「確かにおは朝は外出を控えるよう言いましたが、それはラッキーアイテムがない場合です
アイテムで運気を補正すればOKとありました」

「それがなに」

緑「…俺は、アイテムが用意できないと諦めたのですが…どうやら大丈夫そうです」

明日の蟹座のアイテムは、両思いの恋人なのだよ

―例えば、君を怒らせてしまったら

秀徳高校＊緑間真太郎